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●USTR
2017年7月12日、米通商代表部ライトハイザー代表は、米韓自由貿易協定(FTA)の規定に基づいて特別合同委員会を開催し、米国の貿易に対する障壁を除去し、同協定を改定するための交渉を開始するよう正式に韓国に通知したことを発表しました。この通知はトランプ大統領の指示に基づくもので通商代表部は米国の貿易赤字を削減し、世界貿易において米国民にこれまで以上の機会を与えるとの大統領の意向に沿ったものであると述べています。
ライトハイザー代表は、貿易赤字を削減し、米国の労働者、農業関係者、牧畜関係者、ビジネス関係者のためにより有利な貿易交渉をするとのトランプ大統領の公約を履行するとし、米韓自由貿易協定が発効して以来韓国との間のモノの貿易赤字は132億ドルから276億ドルと2倍に拡大する一方、米国のモノの輸出は実際には減少している。これは米国の当初の期待を裏切るものであり、この状況を改善しなければならないと述べています。また、同代表は2017年8月中の両当事国間で合意できる日程でワシントンにおいて特別会合を開催したいとし、今後議会、商務省、その他の政府機関、更には利害関係者と緊密に協働して米国民のために最善の成果を上げたいと述べています。
米韓自由貿易協定は、2012年3月に発効した協定で、発効に先立つ2011年の米国から韓国への輸出額は435億ドルであったが、2016年には423億ドルとなり2.7%の減少となったと説明しています。
(出典:2017年7月12日付けのUSTRのプレスリリースより)