当協会は、我が国の関税政策及び関税制度の確立に積極的に協力するとともに、税関行政の円滑・適正な運営に寄与することを目的として1949年(昭和24年)10月に「財団法人日本関税協会」が設立されました。
その事業としては、関税政策等の樹立並びに実施についての改善に関する意見具申や建議、関税及び貿易も関する調査研究・啓蒙、また迅速かつ正確な貿易動向等の情報提供、関税その他税関行政に関する執行方針、関係法令・通達並びにその解説等を掲載した機関誌、図書等の出版事業、税関業務・手続きに関する研修会・説明会の実施等、幅広い事業活動を長年、実施してまいりました。
設立以降、日本の経済及び貿易は大きく発展・拡大し、その取り巻く環境も近年大きく変化してまいりました。当協会としましても、行政と民間を結ぶ太いパイプとして時代の変化に応じた事業活動の推進に努め、我が国経済・貿易の発展にいささかなりとも貢献できるよう全力を尽くしてきたところであり、こうした協会の地道な活動が改めて認められ、2011年(平成23年)4月、内閣総理大臣から認定を受け、「公益財団法人日本関税協会」としてスタートいたしました。
全国に4,000を超える会員を擁する当協会といたしましては、貿易の一層の促進を通じ、日本経済の発展に向け、本部・支部が一丸となり、各種事業をこれまで以上に積極的に推進して参りたいと存じます。 |
公益財団法人 日本関税協会 |