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米国内でも謎の種子の個人宛送付が続発(CBP)

CBP

わが国でも最近問題となっているが、米国においても謎の種子が勝手に不特定の個人宛に送られてくる事件が続発している。2020年8月17日の米税関・国境警備局(CBP)の発表によると、ニューヨーク州のシャンプレーンに勤務する税関職員の自宅に2020年8月上旬注文もしていない種子の入った郵便物が勝手に中国から送られてきた。
 
郵便物には「リング」と表示されていたが、中身は正体不明の種子で、これを受け取った税関職員は不審に思い、農産品の輸入専門官に相談、その後内容物の特定が必要と判断し農務省(USDA)に送付した。
 
税関では、輸入農産品がもたらすおそれのある害について十分研修を受けていた職員宛に送られてきたことは幸運だったとコメントし、このような種子が国内で使われればどのような害がもたらされるかわからず、注文もしていない種子を受け取った場合は農務省・動植物検疫局(APHIS)に連絡し、送付するよう呼び掛けている。その際、内容物のみでなく、アドレス等が記載されている包装も破棄しないよう求めている。
 
農務省は、すでに国民向けにガイダンスを発表し、米国の各所で中国からと思われる種子が注文もなく送られてきていることは承知しており、同省の動植物検疫局(APHIS)は本件を調査するため税関その他の連邦機関や州の農業省と緊密に連携して取り組んでいることを明らかにした。さらに今回の件に関連して、勝手に送られてきたことは「ブラッシング詐欺(brushing scam)」(送り主が、不正に入手したアカウント先に勝手にものを送り付け、販売を伸ばすために偽のカスタマーレビューを送ってレビュー得点を吊り上げる手口)でないとの証拠はないとしつつも、各方面から集められた種子は試験をした上で農業や環境に有害なものかどうかを判断すると述べている。
 
(出典:2020年8月17日付けのCBPのプレスリリース