2024年度 通関士養成通信教育講座受講(受験回数:1回)
全国通関士模試受験
(匿名希望 様)
仕事で輸出入に関わっていますが、関税や通関について知識不足で、自信をもって業務に取り組めていなかったので、理解を深めるため受験を決意しました。
2~3月は市販の参考書・問題集で事前学習しました。学習時間は1日30分程度でした。
4~7月は講座のスケジュール表通りに学習を進めました。講座動画を見たらテキストを複数回読み、対象範囲の「通関士試験問題・解説集」を解きました。勉強習慣がつくと1日3~4時間などまとまった時間で取り組めるようになっていきました。
8月以降は苦手分野の復習、9月は試験時間を意識して過去問を解いたり、各問題集に繰り返し取り組みました。
講座テキスト、「通関士試験問題・解説集」、「ゼロからの申告書」、「計算問題ドリル」、市販の参考書・問題集(事前学習用に1冊ずつ)
市販の参考書は、文字の雰囲気、全体の色味や構成など、頭に内容が入ってきやすいものを選びました。参考書と問題集は同じ会社の物を使用しました。
過去問は、私は全く解けないとすぐモチベーション低下してしまうので、学習初期は手を付けず、まずはテキストや問題集で理解することに集中しました。
7月~試験直前は数年間分を繰り返し解きましたが、ただ解くのではなく、問われている内容を理解できているか確認しながら取り組みました。
試験本番は全教科難しく感じ、くじけそうになりましたが、基本知識が定着していたからこそ得点出来た気がしています。
① 講座のスケジュールには絶対遅れないように頑張る
② 無理はせず遊ぶときは遊ぶ。でも継続が途切れないよう1日最低10分でも何かする
③ 輸出入申告書問題を毎日1問ずつ以上必ず解く(9月)
④ 完璧は目指さず、限られた時間で出来る事を優先する
苦手な算数を理解するのは諦めて、問題集に書かれている解き方を丸暗記しました。
勉強を進めるうち理解しなければならない事の多さを実感したので、分類の暗記に時間をかける事もやめました。分類は問題を何度も解くうち自然と覚えられた部分も多かったです。
8月に関税協会の模試を受けました。知識の定着に自信が無く予想通りのE判定でしたが、試験の雰囲気を知っておくために受けてよかったです。
複数の模試を受けるか迷いましたが、何度も緊張するのが嫌なのと、結果に一喜一憂するのではなくとにかく学習を進めるべきだと思い、1回しか受けませんでした。
模試の時、仕事後の勉強で毎日疲れていたためか、居眠りをしてしまいました。。またお腹が鳴って集中できない時もありました。
本番はそうならないよう、前日は早く寝て、目が覚めそうな栄養ドリンクを飲んで、試験前にはお菓子をつまんで、とにかく少しでも集中できるよう気を付けました。
試験終了後は自分の実力が出せたのかわからず、放心状態で泣きながら帰りました。また来年受けよう!なんて簡単に言えない位、この試験当日に向けて頑張ってきたのだと実感しました。
合格はとても嬉しかったですが、それ以上に、目標に向かって半年間頑張れた事に達成感を感じています。
受験を決意するのも、試験当日まで頑張るのも簡単な事ではないと思いますが、とにかく諦めずに続けてみてください。
通関士養成講座、全国通関士模試、関連書籍については下記をご参照ください。
・全国通関士模試 ※2025年4月中旬より募集開始予定