2024年度 通関士養成通信教育講座・通関実務 集中対策講座受講(受験回数:3回)
(匿名希望 様)
受験のきっかけは単純に通関士に憧れがあったことと、通関士試験に合格することでは自分の仕事の幅を広げられないかと考えたからです。
といっても普段は通関の仕事に携わっていないため、一から学習する必要があり、覚える量の多さに驚きました。
最初は独学や他の通信教育で学習したのですが合格できず、諦めかけておりましたが一念発起し、3回目となる今年は「通関士養成通信教育講座」と「通関実務集中対策講座」を申込し受講しました。
自分が行った学習方法は以下の通りです。
●12月~3月
最初に届く入門編のテキストを2~3回ほど読み、通関士試験の基礎部分を再学習しました。
●関税法・関税定率法・通関業法
学習の流れは動画とテキストでインプット後、「通関士試験問題・解説集」を解きました。
語句選択式問題については回答後、該当の条文を一緒に届く「関税小六法」で再度確認するようにしました。
また正しいもの/誤っているものを選択する問題については間違った問題をテキストに戻り、確認し再度問題を解くことを繰り返しました。
「通関士試験問題・解説集」は2~3周解きました。
●計算問題・通関実務
「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」の試験は通関士試験の最難関でその中でも計算問題と通関書類の作成問題は得点のウェイトも高いため、特に重要視して学習しました。
計算問題は「計算問題ドリル」を一通り解き、解き方を理解し上で試験直前にも復習しました。
通関書類の作成はまずは7月までに「ゼロからの申告書」を一通り解きましたがその時点では間違いが多かったです。
しかし8月の集中対策講座が効果大で、この講座で解答方法のコツをつかむことができました。
再度「ゼロからの申告書」を解いた結果、間違いがなくなり、苦手意識を払拭することができました。
試験を通してもう少しやっておいたほうがよかったなと感じた点は法改正に関する部分です。
実際に今年の試験でも出題されたのでここは講義をきちんと復習し条文を理解しておけばこの部分も得点できたのではと反省しております。
最後に通関士試験は国際物流の唯一の国家資格で自分のキャリアアップにも繋がる資格です。
合格率は高いとは言えませんが、繰り返し学習することで必ず合格できる資格ですので諦めず学習し合格を勝ち取ってください。
通関士養成講座、全国通関士模試、関連書籍については下記をご参照ください。
・全国通関士模試 ※2025年4月中旬より募集開始予定