2024年度通関士養成通信教育講座受講(受験回数:1回)
全国通関士模試受験
(C.K. 様)
努力して何かを勝ち取る経験をしてこなかった怠惰な人生と決別したい、通関士資格とその知識を駆使して活躍する同僚K氏に追いつきたい思いで一念発起。
・日々の学習や復習計画は立てず講座の進度に委ねるだけ(どうせ計画通りに進まないし、無計画で受かったらカッコイイのでは?という下心)。
・ダラダラ学習でもOK、ただし時間と場所は十分確保しトータルの学習量を稼ぐ。
・受講費、教材費、模試受験料に加え模試前泊費、交通費、飲食費など間接的なコストも多額となるがお金に糸目はつけない。
・合格したかっこいい自分、賞賛される自分を強くイメージし続ける。
・こんな厳しい学習を何年もやれない!何がなんでも絶対一発合格する気持ち(一番大事)。
前年10月~12月:
ゼロ申を毎日1~2問。当初は輸出/輸入それぞれ40分/60分程掛かっていたが、全問解き終える頃には半分近くまで短縮できた。
1月~3月:
協会講座の予習テキストを眺め関税法の範囲と難しさにうんざりする。
「関税法なんか覚えるだけですわ~」とK氏にほざいた自分を悔やむ(笑)。
4月~8月:
協会講座と他社講座を併用して学習開始。
講師との対面式による利点を活かして他社講座で感覚を掴みつつ、セカンドオピニオン的に協会講座で復習。
両講座の確認テストでは総じて「あと一歩」の冴えない結果が続く。
8月~9月:
本格的に問題集や過去問に取り掛かる。模試も協会模試を含め複数受験。
終業後や土日も時間が許す限り自習(平日2~3時間、休日5時間)。
9月~10月:
演習量が不足していることに気付き、目標も立てず第50回~57回の過去問や問題解説集をこなす。
採点や見直しに時間が掛かるため解説に定評のある他社の有料アプリも活用。
それでも過去問・問題解説集ともに1周+α程度しかこなせず。
最終的には過去問を3教科とも80%以上取れるまでにはなんとか達し、少し自信がついた。
上記を経て臨んだ本試験では関税法、通関実務共に初見の問題も多く苦戦しましたが、ぎりぎり合格点をクリアできました。
過去問、協会講座テキスト、問題解説集、ゼロ申、他社講座、他社有料アプリ。
自分の回答がなぜ正しいか/間違っているかを正しく把握するための見直しだけは時間をかけてでも丁寧に実施した。
法令原文は殆どチェックしなかった。
試験問題を読み、考え、解く力はテキストの学習では培われない。
また解いた問題の見直しに予想外に時間を要し演習量をこなせず焦りが出たため、過去問や問題解説集にもっと早く取り掛かるべきだった。
模試をあれこれ受けすぎたが、協会模試のみで十分だった。
協会模試は会場の臨場感、厳格さ、出題内容、解説や分析などのクオリティが非常に高い。
他社模試は出題のクセが多いうえ解説が簡素すぎることもあり、追い込み時期の貴重な一日を使って受ける必要性は薄い。
各分野の理解度も演習量も満足いく水準に達せないまま本番を迎えましたが、上述の通り自分の回答がなぜ正しいか/間違っているかを正しく把握する作業だけは徹底して丁寧に行ったことが良い結果に繋がった大きな要因だと思います。
辛い勉強をサポートしていただいた協会講師の先生方、他社講座の先生方、同僚K氏、そして休日に十分構ってあげられなかったのに文句も言わず我慢してくれた家族に心より感謝します。ありがとうございました。
通関士養成講座、全国通関士模試、関連書籍については下記をご参照ください。
・全国通関士模試 ※2025年4月中旬より募集開始予定