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積み重ねの結果での合格

地道に覚えていくことが合格への近道のひとつ

2024年度 通関士養成通信教育講座受講(受験回数:2回)

全国通関士模試受験

(匿名希望 様)

 

現在の業務上の関係で通関士試験受験のための会社からのフォローがあり、受験に対するハードルが低かったと思います。また、現在の職務に就く以前よりなにかの資格がほしいと思っていました。

通関士試験は国家資格で難易度が高く、通関士試験の合格は今後の自分自身のキャリアにも役立つだろうと思い、受験を決めました。

 

私は計算が苦手なので、通関実務の計算問題はとても苦戦しました。解説を読み込んで計算方法を覚えたり、友人に計算問題について質問したりして徐々に慣れていきました。

また、通勤時間を利用して苦手な項目を覚えるようにしました。毎日ここだけを見ると決めて何度も繰り返し読む内に覚えられるようになりました。

通勤時間はそれほど長いわけではありませんが、短時間で毎日決まった箇所を見るというのは私にとっては効果的な覚え方でした。

 

関税法、通関業法、通関実務の順番で、大体それぞれ2巡ほど勉強しました。

関税法は範囲が広いため、1巡目の勉強の時点で、自分が大分覚えたなと感じるまでしておけばよかったなと思いました。

私自身、試験日が近づいても理解が追いついていなかったり、覚えきれていないところもあったりしたので、十分な状態で試験に臨めたとは言えませんでした。

そもそもどのような意味を指しているのか、慣れない法律用語もあるので、単語の意味を調べていくことも必要だったので余計に時間がかかったと思います。

実際に仕事をしてようやくイメージできるところもあると思うので、そこが分からないときが大変でした。

 

また、法改正によって内容が変わっていることもあるので、古い問題集はあまり使用しない方がいいかもしれません。

 

今回の実際の受験では過去問題にない範囲や形式で出題されることもあり、慌ててしまいましたが、今まで覚えた内容や実務で培った知識でどうにか対応することができたと思います。

 

仕事が忙しくなり帰宅時間が遅くなる中で、平日にまとまった時間をとって勉強することはなかなかできませんでしたし、勉強をできていないということで自責の念にかられたこともあります。

1日の中で一文だけでも見ることができれば大丈夫だと自分の中で決めて乗り越えることができたと思います。

そのような中での試験勉強はもちろん大変でしたが、合格した時の喜びもひとしおですし、業務に対する自信と更なる責任を持つことができたと思います。

やはり範囲が広いので、地道に覚えていくことが合格への近道のひとつだと思います!

少しずつでもいいので教科書を見たり、1問でも問いたりして頑張ってください。応援しています!

 


通関士養成講座、全国通関士模試、関連書籍については下記をご参照ください。

通関士養成通信教育講座

通関実務 集中対策講座

全国通関士模試 ※2025年4月中旬より募集開始予定

通関士試験関連書籍