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短期間で掴んだ合格

~課題を締切までに提出できるよう計画的に学習を進めました

2021年度通関士養成通信講座、特別答練受講(受験回数1回)
全国通関士模試受験
匿名希望

 今回、初受験ながら通関士試験に合格することができました。
字数は限られていますが、試験勉強やアドバイスを紹介したいと思いますので、参考にしていただけると幸いです。

【勉強法について】
 私が試験勉強を始めたのは、試験の6ヶ月前の4月からでした。基本的に課題を締切までに提出できるよう計画的に学習を進めました。
初めはテキストを読んだだけでは頭に入りませんが、一回で理解しようとはせず、分からないところは後回しにしてとにかく計画通り進めるよう心がけました。私のように短期間の学習で試験に臨む方は初めからじっくり時間をかけるというより、試験範囲をなるべく早めに終わらせることが重要だと思います。
 学習サイクルとしては、「テキストを読む→問題集に取り組む→間違えたところをテキストに戻って復習、時間を空けて再度問題を解く→課題に取り組む」でした。
7月に入ると一通り範囲が終わったので、ここからは実務の申告書問題や計算問
題等に力を入れました。使用テキストはゼロ申、計算ドリルです。間違えた問題を中心に最低3回は取り組みました。
 また、模試も控えていたので、休日のまとまった時間を利用して過去問3年分にも取り組みました。時間配分に気をつけ、また傾向を掴むよう意識しました。模試を受験したら間違えた箇所はもちろん、全体を通しての反省点をまとめました。
直前は過去問、基本的な問題を中心に取り組みました。

【試験当日】
 自信を持って試験に臨みましたが、1科目の通関業法が難しく、問題を解きながら半ば諦めモードになってしまいました。しかし、基本的な問題で点を落とさないよう、時間ギリギリまで見直し問題と向き合いました。通関業法の出来が気がかりでしたが、なんとか集中力を保って3科目解き終えることができました。

【アドバイス】
・得点源である語句選択式の問題で、確実に得点するためには、学習する語句を正確に覚えることだと思います。曖昧な覚え方をすると、紛らわしい選択肢が出た時に対応できなくなると思います。
・勉強でなかなか理解できない時は、一回飛ばして、後で振り返るのがおすすめです。立ち止まって「なぜ?」と考えるのは時間の無駄です。実体験ですが、一通り学習を終えた後、苦手分野に戻って復習してみると学習した知識がリンクして初めより容易に理解できるようになっていました。

【最後に】
 今回、初受験かつ試験まで時間に余裕がない中合格できたのは、効率的に学習を進めることができたからだと思います。
合格発表まで落ち着かない日々が続きましたが、官報に自分の名前が載っているのを見て、達成感でいっぱいでした。
これから通関士試験を受験される方の努力が実を結ぶことをお祈りしています。

 最後までお読み頂きありがとうございました。