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演習問題と過去問題を何度も繰り返し勝ち取った合格

~2回目の挑戦で第55回通関士試験に無事に合格~

2021年度通関士養成通信教育講座、特別答練受講(受験2回)
全国通関士模試受験
U・Sさん

【 1回目の受験を振り返って 】

受験の動機

 空港勤務ですが新型コロナの影響で飛行機の便数が大幅に減ってしまい、会社の勤務時間が制限されることとなりました。仕事へのモチベーションと気力、体力を保つために以前より興味があった国家試験である通関士試験の勉強を3月から開始しました。

使用教材

●フォーサイトの通信講座
●通関士合格の基礎知識(日本能率協会マネジメントセンター)
●ヒューマンアカデミー通関士完全攻略ガイド2020年度版
●ヒューマンアカデミー通関士過去問題集2020年度版
●ゼロからの申告書2020年度版(日本関税協会)

結果と反省点

 模試は受けず上記のテキストを熟読してから過去問を2回ほど繰り返し、集中的に解きましたが試験当日通関実務の時間配分が上手くいかず、不合格となってしまいました。関税法、関税定率法等の理解も曖昧な点が多かったため合格点には達していませんでした。今振り返れば、各法律の内容を理解しようとするあまり時間を取られ、圧倒的に問題を解く量が少なかったように思います。また、模試を活用するなどの試験直前期の対策、追い込みが全く足りていませんでした。

【 2回目の受験を振り返って 】

 1度目の試験結果があまりにも不甲斐なかったため、かなり落ち込みましたが、このままでは終われないという闘争心に火がつき、コロナ禍も通関士試験も両方必ず乗り越えてみせるという強い思いを持って翌年2月から2度目の受験を目指すことにしました。

使用教材と活用方法

○2021年度通関士養成通信教育講座(日本関税協会)
→通関業法、関税法、関税定率法、関税暫定措置法等、通関実務の各テキストを3回精読しました。
通信講座に含まれる各教材については以下の通りです。

通関士試験問題・解説集は3回繰り返しました。(2021年度以前の試験問題・解説集も通信販売で手に入れ過去7年分の試験を解き、3回繰り返しました。)
通関士試験補習シリーズ 計算問題ドリル3回
通関士試験補習シリーズ 関税評価ドリル2回(Level 3以外)
ゼロからの申告書7回 ノートに繰り返し計算式を記入し解法を身に付けました。
まるわかりノート 試験直前期に読み流す程度でした。

○某オンライン指導会に入会
→課税価格の決定のテキストは秀逸です。入会するとネットからダウンロードできます。
また、過去問の解説や解法テクニックなども網羅されている点も良かったです。Twitterで他の受験生の情報も得ることが出来ます。

○通関士過去問スピードマスター(TAC出版)○×式の問題を解答していく内容なので複数選択問題や択一式問題対策に役立ちました。こちらも3回反復しました。

○通関士合格ハンドブック2021年度版(日本能率協会マネジメントセンター)
→通関士養成通信講座のテキストが届く4月頃までに3回精読しました。
関税協会の通信講座テキストの理解の手助けになりました。

○特別答練(日本関税協会)昨年の反省を踏まえ、直前期の通関実務対策のため受講しました。直前期には過去問を解き尽くした感があったので、新しい視点と対策を与えてくれました。

○全国通関士模試(日本関税協会) B判定を取ることができ、自信になりました。慢心せずしっかりと復習しました。

○LEC全国通関士模擬試験  D判定だったので、焦りましたがこちらもしっかりと復習しました。

【 勉強方法について 】

 1年目は計300時間から400時間を約半年で費やしましたが結果的に不合格だったので、その勉強内容は密度が濃くなかったと思います。またテキストにある法律の内容を理解して問題を解いていく方法だったので、問題を解くまでに時間を要してしまい自分の場合は結果として非効率となってしまいました。(勿論、人によって問題の解答へのアプローチは様々だと思います。)
●テキスト → 演習問題、過去問題

 2年目は前回の反省を活かすために、問題集や過去問の問題を先にどんどん解いていき解答と解説を熟読し、各法律の概念や例外を理解していくという実践的な方法に切り替えました。
○演習問題、過去問題 → テキスト
こうすることで解く問題数と勉強時間が飛躍的に向上しました。数多くの問題パターンに遭遇し、経験を積むことで模試や本番の通関士試験でも柔軟に対応できる力が自然と身についたのかなと思います。

【 最後に 】

 官報に掲載される通関士試験の合格発表で自分の名前を見つけ、税関から郵送されてくる合格証書を手にした時は格別な思いでしたし、何よりも勉強する環境作りに協力し、支えてくれた自分の家族が合格を祝福してくれたことは本当に感無量でした。
これから通関士試験合格を目指して勉強される方、受験を考えておられる方にも是非この思いを味わっていただけばと思います。また通信講座でお世話になった日本関税協会の諸先生方にも心より感謝いたします。半年間、誠に有難うございました。