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私の5か月半の闘い

~問題をできるだけ多く解くこと、根気強く続けること~

2020年度通関士養成通信教育講座受講(受験1回)

全国通関士模試受験

K・Hさん

最初に、通関士通信講座受講、受験の支援をしてくれた会社、応援してくださった周りの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます。私にとって通関士試験は、試験日直前に起きた出来事のインパクトが大きかったこともあり、とても記憶に残るものになりました。

一年前、私は通関士試験がどんなものか、全く知らずに受験を決意しました。難しい、とはよく聞いていましたが、地道にやっていけば大丈夫だろう、と甘く考えていました。実際に分厚い何冊ものテキストが届き、ざっと中身を見た時は、やる気を失いかけましたが、やるしかないのでとりあえず読み進めることから始めました。

私の勉強法は、テキストの音読、その録音を聞く、過去問(二周)・問題集を解くこと、が中心でした。基本的なことですが、問題をできるだけ多く何回も解くこと、根気強く続けること、私はできなかったが早目に取り組むことがやはり合格のカギだと思います。
正直に言うと、テキストの文章は私にとって非常に難しく、読むだけでも時間がかかるうえに誤った解釈をしてしまうことも何度かあったほどでした。最終的にテキスト、過去問集、解説を合わせて使うことで理解しやすくなることに気づきました。難しいテキストですが、なんとか最後まで読んでいくことがとても重要だと思います。だんだん点と点が繋がるようになり、理解しやすくなるので、これから試験勉強に挑む方には途中で挫けないで最後までやり通してほしいです。

計算問題は問題集からやるとすんなりと理解できました。他にも、通勤時・料理中などテキストを見られないときは、音読した録音を何度も聞いていました。自分の声を聴くのは気持ち悪いですが、合格のためなら全く気にならなくなります。ややこしい箇所はゴロを作ったりするなど、自分なりに工夫をしていました。

試験勉強中の過ごし方としては特別なことは何もしていません。何かあるとすれば、滅多にしない外食に頼ったことです。試験が近づくにつれて、料理の時間だけでなく食事の時間さえももったいなく感じるようになりました。ただ、無理をして体調を崩してしまうのは本末転倒なので、残業で帰りが遅くなる時は無理をしないなど、たまに休息を入れることも大切です。

ちなみに私は本腰を入れる時期が遅かったこともあり、通信講座の定期的な課題はいつも最下位付近、夏の模試の結果もE判定でした。それでも合格するイメージを強く持ち続けて勉強を続けていたおかげで心が折れずにいられたのだと思います。また、最悪直前に詰め込めばいいや、と甘く見ていたのも事実です。ただ、私はそのプランを潰されてしまいました。私の場合、試験日数週間前に予期せぬ異動通知を受け、試験日1週間前に祖母の余命宣告、前日にはお葬式がありました。引継ぎ・締め作業が重なったことで残業が多くなり、勉強時間が取れないことや、祖母のことは精神的に私を動揺させました。試験日4日前に祖母が亡くなった時は受験すべきか迷いましたが、色々考えた結果受験を決意しました。試験日前日の夕方に山形から飛行機で帰っているときの複雑な心情、見た景色は強く記憶に残っています。

結果、3科目中1科目がギリギリ合格ラインとなり、結果発表までソワソワしていました。発表当日は緊張で震えていましたが、会社のパソコンを開くと、多くの祝いメッセージが届いており、思いがけない形で結果を知り、喜びたい気持ちと驚きとで思考が停止しました。たくさんの方からお祝いの言葉をかけられ、とてもとても嬉しかったです。
改めまして試験勉強の支援をしてくれた会社、日本関税協会の方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。今後も、半年弱かけて学んだ通関士の知識を忘れないよう日々努力していこうと思います。