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ポイントは基本事項を押さえ、ミスをなくすこと

~通関士試験は3科目すべて6割とれれば合格する事ができます~

2020年度通関士養成通信教育講座受講(受験3回)

H・Iさん

通関士試験は3科目すべて6割とれれば合格する事ができます。
私の場合は過去2回の失敗を踏まえ、3回目の挑戦に際して、基本的な知識を問われたら必ず得点できる力をつける事を目標に取り組みました

4~7月:カリキュラム通りテキストの読み込みをしました。テキストの内容を一通り理解した後、各単元末の確認テストや、毎回、郵送で提出する問題をスケジュール通り解き、内容が定着するようにしました。
8月~9月:全科目:問題・解説集 ☆マークのついた重要問題のみ
実務:申告書対策--ゼロから始める申告書、計算ドリル
問題・解説集は、ブログで見つけた取り組み方を参考に、ページの右余白に回答を書き込み、バラバラに切り離して持ち歩き、隙間時間にひたすら解きました。
実務の科目に出てくる、計算問題や品目の頻出問題などは、この問題を繰り返し説くことで、頻出の品目が自然に頭に入るようになりました。
ゼロ申は、時間を計りながらまず輸出を15問まで2周しました。
答え合わせの際には、ミスの内容に注目し、計算ミスなのか、本文の読み間違い、読み飛ばしなのかを確認するようにし、次回に解く際に同じミスをしないよう意識するようにしました。輸出で問題に慣れてから、輸出の3周目と並行して、輸入問題に取り組み、ゼロ申は最終的に5周くらいしました。加算要素に習熟する事は必須で、申告書の問題のたびに、エクセルに加算、非加算の項目を列挙した一覧を作成して整理しました。

8月頃から週末になると、過去問を本番と同じ時間割で解きました。6割とれない場合はどの知識が足りないか、合格点までの距離を確認して、何の為にその問題を解くのかをはっきりさせることでモチベーションが下がらないようにしました。

模試について、今年は手続きするタイミングを逃してしまい受けませんでしたが、出題傾向と最新の法令を踏まえた予想問題なので、なるべく受ける方がいいと思います。

9月に実施された直前オンライン講義は、先生の頻出分野の解説が分かりやすく整理ができて非常に役立ちました。試験1週間前になると、不安な箇所を1冊のノートにまとめていき、またオンライン講義のレジュメもノートに貼り、試験当日はこのノートを持参して見直しました。

得点力をつける為、実務を中心に問題をたくさん解く必要があると思いますが、モチベーションを保つのにツイッターやブログに随分助けられました。ブログを通じて、かわらばんのバックナンバーの存在も知り、問題の解き方のハウツーが載っていたりと参考になりました。
これから受験される皆さまが最後までやり抜く事ができますよう応援しています。