2019年度通関士養成講習会受講(受験1回)
全国通関士模試受験
播田 智子さん
私は機械メーカー入社2年目で輸出管理業務を行っており、業務では他法令(外為法)の知識を最低限要するのみ、その他の関税法、通関業務知識はほぼ使用しません。今後のキャリアの幅を広げるために今回通関士試験の受験を決意し、時は金なり、2年も試験勉強に費やすつもりは毛頭なかったため、通関士養成講座にて一発合格、落ちたら2度目は受けないつもりでいました。私は朝型、マイペースです。人によって勉強方法の“合う”、“合わない”があると思いますが、上記にご共感頂けた方は下記ご参考いただければと思います。
【重要事項】
・いかに復習するか→授業は復習の場。テキストはすでに読んでおり、質問3つを用意した状態で授業に臨む(知識0の状態なので、テキストを読めば必然的に疑問が湧きます)
・知らないを恥ずかしがらない→わからない点はすぐにテキストに付箋、疑問点明記、毎授業後に講師に質問or質問倉庫データベース利用(翌日には回答頂けました!)
・自分に合うルーティンを作る(下記参照)
・ストーリーを立てる:例えば中国から革靴を輸入する場合は?海外旅行のお土産って輸入申告したっけ?など授業内容から身近な疑問まで自問自答しながらストーリーを立てる
【勉強方法】
・ルーティン:平日朝1〜2時間、仕事後2〜3時間。休日朝2時間、昼やる気があるときはカフェにて3−4時間、やる気のないときは朝だけ
・4月〜5月:テキストをまず1周ざっと読む。2周目は各節末の確認テストを解きながら、あれなんだっけ?と思ったら戻ったりしながらじっくり理解を深める(ノートは取らない、書き込んで自分だけのテキストにしていく)
・5月〜8月:授業後次週までに取り扱った内容に該当する問題集該当箇所を解く。ゴールデンウィーク初日からは問題集2周目(復習)をスタート。ゴールデンウィーク後の授業からは問題集1周目と2周目を並行する形となる。1周目が終わったら2周目と3周目を並行。
・7月末〜:ゼロ申(輸出申告と輸入申告を1日1問ずつ。品目分類、部注、類注はゼロ申を解きながら覚えていく)。問題集。
・9月〜:主にゼロ申、特別答練でいただいた練習問題、計算問題ドリルを全て1日2問ずつ。たまにテキスト復習。
【補足】
・通関業法テキストは授業で触れる前日まで触らない。復習は9月に一気に行うのみでOK。
・法例集は法令ごとに付箋を貼ってすぐに開けるように。一回の勉強で一回は開きました。
・質問、その回答全てテキストに書き込む。後の復習に便利です。
・語彙の理解を明確に。「許可」や「承認」など似ていても意味の異なる語彙が多々あります。理解していると思い込まずに、調べたり質問して自分で説明できるようになるまで明確にしました。
・ストレスが溜まると勉強をやめたくなります。「忙しい日でも1日30分は勉強に時間投資」を意識していましたが、疲れた日は休む、友達と会うことを優先する、運動をする等、好きの中に勉強を取り込むことが最後までやり抜く秘訣だと思います。