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合格の決め手となった4つのポイント

~合格の決め手となった4つのポイント~

2019年度通関士養成通信教育講座、スクーリング受講(受験2回)

全国通関士模試受験

T・Fさん

1度目の受験では市販のテキスト(参考書と問題集の2冊)を購入し、独学で勉強しました。5月から勉強を始め勉強時間も十分にとりましたが不合格。次回は市販のものではなく、より通関士養成の専門性が高いと感じた日本関税協会の通信講座を受講することに決めました。勉強を通じて、合格の決め手となったと思われる点を以下にご紹介します。何かの参考になれば幸いです。

 

①テキストの使用方法の通りに勉強する。講師の指導を丁寧に聞き、言われたことを素直に実践する
ガイドブックや問題集の初めに勉強方法やスケジュールの立て方が書いてあります。我流で行き当たりばったりにテキストを始めるのではなく、ちゃんと勉強方法に目を通し、書いてある通りに実践することが大事です。短期間でも勉強の効果が表れます。
またスクーリングでは、同じ試験を受ける受講生との交流があって刺激になったり、講師に直接質問できたのが良かったです。
講義の中で講師が「間違えた問題は必ず法令を確認すること」というアドバイスをくださいました。
言われた通り実践すると去年分からなかったことがわかるようになり、勉強が面白くなりました。独学で失敗していた原因がすべてわかったので、スクーリングへの参加をお勧めします。

 

②質問データベースを活用する
勉強していて「なぜこの回答になるのだろう?」という疑問が必ず出てくるかと思いますが、日本関税協会のホームページに受講生の質問データベースがあります。似たような質問があったりするのでこまめにのぞいてみるのをお勧めします。
また、自分で質問を投稿した場合でも講師の解説が当日〜翌日には返ってきます。
スピードが速く、わかりやすい説明だったのでとても役に立ちました。

 

③隙間時間を有効活用する
約半年の勉強期間中、「毎日何かしら通関士の問題に触れる」ことを心がけていました。
そこで役に立ったのがドリルです。(通信講座受講開始から数ヶ月すると郵送されてきます)
通勤電車の中や、病院での診察待ち時間など、隙間時間でドリルを読むようにしていました。小さいサイズなので持ち運びしやすく、大いに活用させていただきました。机に向かう時間だけを勉強と決めつけず、たとえ細切れの時間でも通関士の問題に触れるのが大切です。

 

④通関士になったら何ができるか、何がしたいかを考える
どうしてもやる気が起きない日は、勉強をしなくてもいいと思います。
勉強しない代わりに、わたしはスマホで通関士の求人を探して「通関士の資格があれば年収がこのくらい上がりそう」「こういう会社で働けそう」などと将来を思い浮かべて自分で自分をワクワクさせていました。
合格したらお祝いに買いたいものや行きたいところなどをひたすら検索するのもお勧めです。
勉強をきちんと頑張る人であるほど、スランプやマンネリに陥ることがあるでしょう。
そのときに備えてリフレッシュ方法を用意しておくのが長い勉強期間を乗り切るポイントだと思います。