平成29年度通関士養成通信教育講座、特別答練受講(受験2回)
全国通関士模試受験
T・Mさん
2年目の挑戦で合格することができました。
仕事で目にする輸入書類が全く分からなかったため、貿易の勉強をしたいと思いました。
●使用教材
●学習期間
4月頃~
合計 約350時間
●結果
実務45%で不合格
●敗因
学習時間不足(特に実務)
直前期まで1-2科目目(業法・関税法等)にも不安があり、3科目目(実務)に専念することができず、実務演習不足のまま本試験を受けることになりました。
●使用教材
●学習期間
1月頃~
合計 約750時間
●Point
みながら問題文を読むため、用紙はかなり消費しました。
1~9月を3か月ごとに分け、計画(目標)⇒実行⇒達成⇒計画見直し の繰り返しです。基本的には関税協会の通信講座のスケジュールに沿って課題を進めました。品目分類は、単語カードのアプリで覚えました(毎日10分)。穴埋め頻出・重要条文は音読したものをボイスメモにして通勤時間で耳学習しました。細切れに目標を設定していたので、達成感がモチベーションの維持にも繋がりました。最後は間違いノートを確認し、OKなら横線で消し込んでいきました。
~3月
の時期の早めの勉強が後々効きます!)。
4~6月 やることが多く勉強時間の確保が重要
7~9月 本格的に朝活開始(5時台に起床)
特別答練に参加(8月)、ここで友達になった方と一緒に勉強しました(計4回@都内)。集中×オフタイムが、よい気分転換になりました。
前日 子供の運動会でした。雨天だと試験日と重なっていたので助かりました。
22:30には就寝しようと布団に入りましたが、なかなか眠れません。
当日 6:30起床。朝食を食べ7:30出発します。
コーヒー、水、昼食、栄養ドリンク、菓子を購入し試験開始1時間前に会場へ到着。
受験番号を確認し入室します。一番端の列で、教室は小さめでした。(40人程度)
うるさい人が居ないことを祈ります。(昨年は居ました)
横浜税関の試験会場「明治学院大学」は校舎がとてもきれいです。(トイレも)試験開始。全科目中途退出せず、時間いっぱい使いました。2科目目「関税法等」は30~40分で一通り回答できましたが、3回は見直しました。3科目目「実務」は、計算⇒択一⇒複数選択⇒輸入⇒輸出の順で解きました。私の場合、脳が計算モードになるのに切替え時間が必要と感じていたので、開始直前に関税額・修正申告・過少無申告・M→X問題を一問ずつ(10分程度)解いてから実務試験に臨みました。そうすることで、脳が計算モードの状態で素早く、かつミス少なく問題に対応できたと思います。
3科目とも 自己採点80%以上で合格
【2年前の自分にアドバイスするとしたら・・】
初学者で実務経験なしで仕事しながら合格を目指すなら、4月スタートでは間に合いません。遅くとも1月から始めるべきでしょう。勉強時間は最低600時間、実務の過去問と「ゼロからの申告書」を10回は解き、「関税評価303」と「通関実務集中対策問題集」もやっておきたいところです。貿易実務検定の勉強は通関士試験にも役立ちます。時間的に色々犠牲にします。それくらい覚悟の要る試験です。「継続は力なり」。