平成28年度・通関士養成通信教育講座、スクーリング、特別答練受講(受験5回)
平成27年通信教育講座受講
全国通関士模試受験
長田 晃典さん
私は、建材メーカーで勤務していて輸出入の仕事をする部署に8年前に異動になり、このたび5回目の受験で通関士試験に合格することができました。
1回目は、国家試験ってかっこいいなという感覚だけで勉強はほとんどしないで受けました。
2回目は、市販の参考書を購入し勉強しましたが合格には程遠い点数でした。
3回目は、関税協会のテキストを購入し勉強しましたが実務で10点足りませんでした。
4回目は、関税協会の通信講座で勉強しましたが、実務で1点足りませんでした。
5回目は、関税協会の通信講座(スクーリング・特別答練・東京税関見学)とその他あらゆる教材を使い勉強し合格することができました。
私はあきらめが悪く、また良くも悪くも尻上がりにエンジンがかかるので5回目の試験勉強がもっとも高いレベルででき合格につながったと思います。
・通関士試験の指針:わからない箇所があれば立ち返る基本の書として使用しました。
・合格体験記:何か壁にぶつかったときは読み返しました。
・かわらばん:毎月モチベーションを高めるのに役立てました。
・通関士試験 問題・解説集:毎年一通りやりました。
・まるわかりノート:頭の整理に役立てました。
・計算問題ドリル:5回どおりくらいやりました。
・関税評価ドリル:3回どおりくらいやりました。
・通関手続ドリル:3回どおりくらいやりました。
・ゼロからの申告書:毎年一通りやりました。
・税関のホームページ:平日はほぼ毎日見ました。EPAの勉強に役立ちます。
・関税協会の質問倉庫データベース:平日はほぼ毎日見ました。
・特別答練の品目分類ドリル:品目分類の練習におおいに役立ちました。
・関税(品目)分類詳解:3回どおり読みました。品目分類とは、を学べます。
・関税評価303:3回どおり読みました。あらゆる事例を学べます。
・実行関税率表:昼休みにほぼ毎日読み、類注等にだいたい何が書いてあるか覚えました。
5回目の年は450時間程でした。それ以前の年は5回目に比べ少なかったです。
平日は昼休みと夜、あとは休日にまとめて勉強していました。月に2日程度(休日)は、完全休養日でリフレッシュにあてました。
3回(3年)受けました。本番の良い訓練になりました。
参加したあとに飛躍的に勉強意欲が高まりました。
私は社内で他に受験者がいなく、全国の同じ志をもつ人との交流はおおいに刺激になりました。当時の仲間に感謝しています。また講座はとても理解が深まることになりました。
本試験前日は、極力体を休めるようにしました。試験当日疲れていては勝てません。また通関実務前の昼食も力が発揮できるものがよいと思います。
通関実務は、焦ったら負けます。多少は焦ることはほぼ間違いないですができるだけ焦らないことです。またあと一点で不合格になることがありますので最後の最後まで疑って見直しをすることも大切になります。
取れる点を1点1点積み上げていくイメージで取り組むとやや落ち着くと思います。
4回目の試験が落ちていたときは、本当に落ち込みもうやめようかと思いました。
今回私はたまたま合格しましたが、また落ちていた可能性もあったと思います。しかし、あきらめずにやり続けていればいつかは何年かかっても、合格するという思いで1年間がんばり合格しました。
官報に名前を見つけたときの喜びは非常に大きなものでした。
最後に応援をしてくれた家族や仲間や先生方に感謝して、これからも勉強を続け今後のキャリアを作っていく気持ちでいます。