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インドから輸出される医薬品へのGS-1コード貼付の義務化(インド商務省) (2011/02/10)
インド商務省
インドから輸出される医薬品へのGS-1コード貼付の義務化
2011年1月28日、インド商務省は、本年1月10日付の公告(Public Notice No. 21(RE-2011)/2009-2014)において、インドから輸出されるすべての医薬品をトレースできるようにするためこれを監視制度の下に置くと発表した。この制度は、GS-1グローバル・スタンダード(サプライチェーン用の国際標準規格)に基づくもので、2011年7月1日から実施するとしている。
商務省は、その発表の中で、昨年、中国原産の医薬品が中国からアフリカに輸出された事例を取り上げ、当該品は品質の粗悪な偽物との理由でアフリカの医薬品規制当局により差し押さえられたが、この医薬品には「メイド・イン・インディア」のラベルが貼付されていたとし、これからもこのようなことが発生すれば、インドで製造されるジェネリック医薬品の評価が傷つけられるとして今回の規制導入の背景を説明している。なお、この事案に関して、差し押さえられた医薬品は中国から輸出されたもので、関係輸出者はすでに刑事起訴され、裁判所で審理中であるとの回答が中国側からあったこともあわせて紹介されている。
商務省は、インドの医薬品の現状についての説明の中で、同国からの医薬品の輸出額は年間90億ドルを超えて、世界でも主要なジェネリック医薬品の製造国、輸出国となっており、その商品は価格、品質面でも評価が高く、多くは米国、欧州連合及びアフリカ等に輸出されているとしている。
今後このトレース・トラック・監視システムが導入されれば、消費者は製造段階にまで遡って商品を確認することができることから、これにより外国の輸出者の虚偽表示が防止され、また国内から違法な医薬品を輸出する者に対して抑止効果を働かせることが期待されるとしている。
実施までの期間が半年もないことから、関係企業が早急に準備を整え、期限までに実施できる体制を整えるよう注意を呼びかけている。
なお、世界税関機構(WCO)が発表している模倣品や海賊版の水際での摘発に関する報告書によれば、模倣医薬品の摘発はインドを原産国、仕出国とするものが圧倒的に多く、2008年には全体の摘発件数の54%(492件)がインドに絡んだ模造医薬品と報告されている。
(出典:2011年1月28日付のインド商務省のプレス・リリース等より)




