2023年主要目次

 

貿易と関税 (2023年12月号)通巻第849号

 

 

貿易と関税
 

ブロックチェーン技術を利用した貿易プラットフォーム─TradeWaltzⓇの挑戦─/花木正孝

まず前提として貿易代金決済を電子化するに当たって必要だと考える9つの要件を述べます。続いてブロックチェーン技術といわれる新しい技術の活用状況、本稿のテーマである「TradeWaltz」について紹介します。そして貿易プラットフォームに関して、集中型、分散型という対極的なプラットフォームの違いを比較しながら、分散型が今後主流になると考えについて紹介しています。

 

2023年12月1日発行/B5判/144ページ
定価1,210円(本体1,100円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年12月号)

●ブロックチェーン技術を利用した貿易プラットフォーム─TradeWaltzⓇの挑戦─/花木正孝

●原産地規則と品目分類(第4回)繊維(その1)/長谷川実也/尾本 薫

●第57回通関士試験の結果について

●〈特集〉第57回通関士試験 問題と解答

●世界税関紀行・113タイの思い出/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年9月分)/財務省関税局関税課

●総目次(2023年1月号~12月号)

貿易と関税 (2023年11月号)通巻第848号

 

 

貿易と関税
 

インドの通関制度を中心とした貿易制度と現状の運用状況/島袋正吉

インドの基礎情報としてインド貿易の概要、インド市場の今後の動きについてマクロ視点を含めたところを紹介した後に、インドの具体的な輸出入制度の概要について紹介しています。

 

2023年11月1日発行/B5判/88ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年11月号)

●インドの通関制度を中心とした貿易制度と現状の運用状況/島袋正吉

●WCOの2022年版不正貿易報告書(下)─「たばこ」の不正貿易のトレンド─/公益財団法人日本関税協会CIPIC事務局

●WTO・デジタル貿易ルール交渉の展望─有志国会合(JSI)の進捗状況から─/岩田伸人

●関税評価入門(第3回)数量値引き/小椋洋一

●原産地規則と品目分類(第3回)機械類(その3)/長谷川実也/尾本 薫

●世界税関紀行・112ピレネーの山岳国家アンドラ/御厨邦雄

●選考採用試験(総合職・課長補佐級及び係長級)を行います/財務省税関

●学生フォーラム~国際物流と貿易の未来を考える~【参加学生大募集!!】/財務省税関

●令和5年度 第57回通関士試験解答速報

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年8月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年10月号)通巻第847号

 

 

貿易と関税
 

経済安全保障政策の親展及び今後の展望/井形 彬

この2、3年でいろいろなところで経済安全保障の重要性が認識され始めてきましたので、前半部分の現在の状況に関してはすでに知っているという方もいらっしゃるかもしれませんが、後半部分では「今後どういう点が重要になってくるのか」という点を紹介しています。

 

2023年10月1日発行/B5判/84ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年10月号)

●経済安全保障政策の進展及び今後の展望/井形 彬

●WCOの2022年版不正貿易報告書(上)─模倣品・医薬品等の不正貿易のトレンド─/公益財団法人日本関税協会CIPIC事務局
●関税評価入門(第2回)2回目の輸入取引/小椋洋一

●原産地規則と品目分類(第2回)機械類(その2)/長谷川実也/尾本 薫

●学生フォーラム~国際物流と貿易の未来を考える~【参加学生大募集!!】/財務省税関

●世界税関紀行・111アフリカ横断の出張/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年7月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年9月号)通巻第846号

 

 

貿易と関税
 

国際取引のリスク管理と契約書/大口裕司

国際取引で起きうるリスク負担の問題については契約書で定めることができます。すなわち、契約書の解釈によることになりますので、「契約とは何か」、「契約書とは何か」、「契約する、あるいは契約書を作成する際にどういったことを注意すればよいか」という点が実務上重要になってきます。その基本的なところを紹介しています。

 

2023年9月1日発行/B5判/84ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年9月号)

●国際取引のリスク管理と契約書/大口裕司

●関税評価入門(第1回)初めての輸入取引/小椋洋一

●原産地規則と品目分類(第1回)機械類(その1)/尾本 薫/長谷川実也

●貿易と環境の最新の展開(下)─EUの炭素国境調整を中心に─/笠井清美
●選考採用試験(係長級)を行います/財務省税関

●世界税関紀行・110セルビア、コソボ両国との関係正常化に向けて・3─コソボ訪問─/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年6月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年8月号)通巻第845号

 

 

貿易と関税
 

経済連携協定ー貿易動向と最近のトピックスー/松田真吾

EPAについて4つのパートに分けて説明します。1点目の「世界の経済連携協定(EPA)」では、日本のEPAについて概観した後、皆様から第三国同士のEPAに関する情報提供のご要望をいただくことがありますので、我々が調査した範囲で世界のEPAに関するデータを紹介します。2点目は「日本のEPA(いわゆるメガEPA)」に焦点を当てて統計データを紹介します。3点目は「現在のEPAに係る動き」として、英国のCPTPP加盟、バングラデシュ及びイスラエルに関する動きをご紹介し、最後の4点目の「EPA利活用」では、原産地証明書(CO)の電子データ交換などの現状を紹介しています。

 

2023年8月1日発行/B5判/76ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年8月号)

●経済連携協定─貿易動向と最近のトピックス─/松田真吾

●新規輸出1万者支援プログラム─円安をチャンスに今こそ輸出を始めませんか?─/小林 寛

●楽天市場の安心・安全への取組み/半井大輔/東山紀子

●日本貿易学会リレー講座(第8回)国際貿易とSDGsの関係について─日本貿易学会の取組み─/日野道啓
●貿易投資政策と経済安全保障の新たな相克(第10回)経済安全保障と国際経済法との緊張関係─政経分離の終わり?─/大西進一

●世界税関紀行・109セルビア、コソボ両国との関係正常化に向けて・2─セルビア訪問─/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年5月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年7月号)通巻第844号

 

 

貿易と関税
 

スマート税関の実現に向けた取組/荒巻英敏

税関調査室は、関税局の中でいわば特命事項の担当として、その時々の重要事案、課室横断的な事案について担当している部署になります。最近2年間くらいは、スマート税関構想の推進、税関発足150周年事業、そしてAI等先端技術の活用が税関調査室の担当業務の3本柱でした。今回はこの中のスマート税関構想の推進を中心に紹介しています。

 

2023年7月3日発行/B5判/88ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年7月号)

●スマート税関の実現に向けた取組/荒巻英敏

●令和5年度関税関係政省令改正の概要/渡邊 誠

●経済連携協定(EPA)の利用に係る第4回アンケート調査の結果/林原賢悟/松本 敬

●税関における知的財産侵害物品の水際取締りについて/伊藤哲郎
●日本貿易学会リレー講座(第7回)サービス視点と貿易・市場の枠組み/庄司真人
●米国貿易の概況(3)/酒見奏一郎

●世界税関紀行・108セルビア、コソボ両国との関係正常化に向けて・1/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年4月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年6月号)通巻第843号

 

 

貿易と関税
 

令和5年度関税改正について/北條敬貴

関税改正について、「暫定税率等の適用期限の延長等」「個別品目の関税率の見直し」「急増する輸入貨物への対応」「知的財産侵害物品の認定手続における簡素化手続の対象拡大」「入国者が携帯等して輸入する加熱式たばこに係る簡易税率の新設等」等、主要な改正事項6点について紹介しています。

 

2023年6月1日発行/B5判/88ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年6月号)

●令和5年度関税改正について/北條敬貴

●羽田空港を取り巻く現況と羽田税関支署における取り組み/井田直樹

●AEO制度の活用と効果/松本 敬
●日本貿易学会リレー講座(第6回)日本の食品企業の成長の可能性─『食品企業 2030年、その先へ』からのメッセージ─/加藤孝治
●原産地表示を巡る最近の動き─香港・台湾原産品の原産地表示に関する問題─/鶴田 仁
●米国貿易の概況(2)/酒見奏一郎

●世界税関紀行・107マフィアと闘ったシチリアの人々/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年3月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年5月号)通巻第842号

 

 

貿易と関税
 

安全保障貿易管理と最近の制度改正について/佐藤亮洋

最近耳にする機会が多い経済安全保障に関して簡単に紹介した上で、安全保障貿易管理制度の趣旨や背景、概要を説明してから、令和4年に行った「みなし輸出管理の運用明確化」と「輸出者等遵守基準の改正」の2つの制度改正について、その後、輸出の許可申請手続、罰則等についても紹介しています。

 

 

2023年5月1日発行/B5判/80ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年5月号)

●経済安全保障とルールに基づく国際秩序/福永有夏

●安全保障貿易管理と最近の制度改正について/佐藤亮洋

●米国貿易の概況(1)/酒見奏一郎

●日本貿易学会リレー講座(第5回)日本の農林水産物・食品の輸出拡大に対するサプライチェーン上の課題を考える─農林水産物・食品輸出5兆円を達成するために─/加藤孝治

●米国が進める経済安全保障の地域枠組み─IPEFとAPEP─/岩田伸人

●世界税関紀行・106シンガポールのマリーナベイ/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年2月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年4月号)通巻第841号

 

 

貿易と関税
 

令和4年の密輸動向等について/笠原康司

財務省税関では、税関の3つの使命として、『適正かつ公平な関税等の徴収』、『貿易円滑化の推進』と並び、『国民の安全・安心の確保』を掲げています。なかでも不正薬物、鉄砲等のいわゆる社会悪物品の国内流入阻止を最重要課題の一つとして位置づけて、情報収集・分析・活用の強化、取締・検査機器の活用等、種々の施策を推進して、水際取締りの強化に取り組んでいます。そこで、先般公表しました「令和4年の全国の税関における関税法違反事件の取締り状況」について紹介しています。

 

 

2023年4月3日発行/B5判/68ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年4月号)

●令和4年の密輸動向等について/笠原康司

●日本通関業連合会・日本関税協会・輸出入・港湾関連情報処理センター 共催「税関発足150周年記念シンポジウム」《パネルディスカッション》(パネリスト)御厨邦雄/諏訪園健司/菅原淳一/岡藤正策/平松 均(モデレーター)岩田伸人

●関西学院大学・日本関税協会・東京商工会議所 共催セミナー「ビジネスの流れを読む」第9回/RCEPの意義、我が国通商ネットワークの拡大とこれからの貿易・ビジネス《パネルディスカッション》東アジア広域自由市場とこれからの貿易・ビジネス/(パネリスト)柴田敬司/内山仁宏/仲野益美(モデレーター/講演録作成・とりまとめ:美野久志)

●貿易と環境の最新の展開(上)─EUの炭素国境調整を中心に─/笠井清美
●日本貿易学会リレー講座(第4回)デジタル化とサービス貿易─メタバースを事例にデジタル化の影響を検討する─/三輪祥宏

●世界税関紀行・105変貌するサウジアラビア/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2023年1月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年3月号)通巻第840号

 

 

貿易と関税
 

地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の利用状況等について/多賀佑明

RCEP協定は世界のGDP、貿易総額及び人口の約3割を占めており、また我が国の貿易総額の約半分を占める大きな経済連携協定(EPA)です。特に中国、韓国との間で締結された初めてのEPAとなります。発効して1年ですが多く利用されている状況について紹介しています。

 

 

2023年3月1日発行/B5判/138ページ
定価1,100円(本体1,000円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年3月号)

●地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の利用状況等について/多賀祐明

●日インドネシアEPAにおける原産地証明書のデータ交換の導入/比嘉美仁/木村有希

●日本通関業連合会・日本関税協会・輸出入・港湾関連情報処理センター 共催「税関発足150周年記念シンポジウム」《プレゼンテーション》税関行政の将来像─新たな環境変容・ニーズへの対応─/諏訪園健司、揺らぐグローバルな自由貿易体制─フラグメンテーションのリスクの高まり─/菅原淳一、「世界最先端の税関」とともに歩む通関業/岡藤正策、プラットフォームとしてのNACCSの役割/平松 均

●関西学院大学・日本関税協会・東京商工会議所 共催セミナー「ビジネスの流れを読む」第9回/RCEPの意義、我が国通商ネットワークの拡大とこれからの貿易・ビジネス《プレゼンテーション》デンソーの海外事業展開(アジアを中心として)/内山仁宏、RCEPの市場開放/自由化措置と日本酒の輸出─これからの有望消費市場としての中国・アジア─/仲野益美(講演録作成・とりまとめ:美野久志)

●日本貿易学会リレー講座(第3回)不確実性時代のグローバル・サプライチェーンを支える人的資源管理─外航海運企業の船員戦略─/米澤聡士

●欧州連合における2021年の偽造品の取締り実績について─水際・域内市場合わせて8,600万点、2,700億円─/公益財団法人日本関税協会CIPIC事務局

●EU強制労働産品禁止規則の論点(2)─調査手続と遵守確保枠組み/庄司克宏

●世界税関紀行・104クレルモン・フェランの大学都市/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2022年12月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年2月号)通巻第839号

 

 

貿易と関税
 

我が国の貿易電子化の現状と展望/森 隆行

貿易実務は非常に複雑ですが、まだアナログ的な部分が多く、非効率です。これまで複雑かつ煩雑であることが当然だと考えられていた貿易手続を、デジタル技術を使って効率化するというのが、今の大きな流れです。そこで、日本の電子化の現状と展望について紹介しています。

 

 

2023年2月1日発行/B5判/96ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年2月号)

●我が国の貿易電子化の現状と展望/森 隆行

●日本貿易学会リレー講座(第1回)貿易実務の変容とわが国ビジネス/河野公洋、(第2回)FinTech時代の貿易金融─貿易金融業務の解体(Unbundle)、再編成(Rebundle)の可能性─/花木正孝

●日本通関業連合会・日本関税協会・輸出入・港湾関連情報処理センター 共催「税関発足150周年記念シンポジウム」《基調講演》大転換期にある世界貿易と税関/御厨邦雄

●関西学院大学・日本関税協会・東京商工会議所 共催セミナー「ビジネスの流れを読む」第9回/RCEPの意義、我が国通商ネットワークの拡大とこれからの貿易・ビジネス《基調講演》RCEPの意義と、EPA/FTAネットワーク拡大/柴田敬司(講演録作成・とりまとめ:美野久志)

●EU強制労働産品禁止規則の論点(1)─強制労働規則の位置付け、構成および適用範囲─/庄司克宏

●世界税関紀行・103ウクライナを巡るWCOの動き/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2022年11月分)/財務省関税局関税課

貿易と関税 (2023年1月号)通巻第838号

 

 

貿易と関税
 

成田国際空港が考えるポストコロナの航空貨物/宇野 茂

ポストコロナというこで、成田国際空港や航空貨物がどうようになっていくのかということを、「ちょっと航空貨物はよくわからない」、「航空貨物とは一体どういうものなのか」といった感じの方や空港等にあまり馴染みのない方にも興味を持っていただけるよう紹介しています。

 

 

2023年1月5日発行/B5判/104ページ
定価880円(本体800円+税10%)

ISSN 0406-4984
日本関税協会発行

 

主要目次(2023年1月号)

●関税政策・税関行政について/諏訪園健司

●成田国際空港が考えるポストコロナの航空貨物/宇野 茂

●新型コロナ3年の日本経済─主要指標の検証、財政金融対応と課題─/米澤潤一

●貿易投資政策と経済安全保障の新たな相克(第9回)カナダの経済安全保障政策の動向/古谷徳郎

●第56回通関士試験の結果について

●世界税関紀行・102ハンガリー訪問/御厨邦雄

●知的財産「海外動向」

●貿易統計の動き(2022年10月分)/財務省関税局関税課