【ICカード、来訪者カードの管理】
A社
従来は、来訪者に受付で記帳してもらい、入構バッジを渡していたが、セキュリティ強化のため顔写真入り身分証明書にて本人確認の上、来訪目的、来訪時間等を管理表に記載し、「来訪者カード」を首から下げてもらう方式に変更した。
B社
ICカードを社員用、パートナー用、サプライヤー用、来訪者用で紐の色を変えたものを用意し、当該ICカードを使用しないと敷地内に入構できない体制とした。
また、各種ICカードによりアクセスできるエリアを機密エリア、一般エリア、供用エリア等に制限し、構内の物理的セキュリティを高めた。
事務所の出入口にICゲートを設け、誰が何時に入出構を行ったか把握ができるシステムとし、更に、事務所・倉庫等のドアにはICカードキーを設置することで物理的セキュリティを強化した。
社 員 | パートナー | サプライヤー | 来訪者 | |
ICカードの種類 (紐の色で識別) |
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赤 | 黄 | 緑 | 青 | |
立入可能ゾーン |
機密エリア 一般業務エリア |
一般業務エリア | 倉庫 | 共有エリア |
【物理的セキュリティの強化】
C社は、物理的セキュリティ強化策として次のような施策を実施している。
コンテナへ貨物を積み込む前に改造等がないか、コンテナチェックを行い確認している。
コンテナシールの管理を厳格化した。
事務所の各入口にカウンター等を設置し、来訪者が容易に入れないよう事務所のレイアウトを変更した。
来客の際は事務所内を通らず応接室、打ち合わせ室まで案内できるよう、動線を確保した。