AEOの内部監査

 

  内部監査における主なチェック項目の一例  

 

実際の監査においては、法令の遵守状況が適切に確認されているものであれば、形式は問わないとされています。

 

法令遵守体制について

会社組織、経営内容の基本事項について変更はないか

法令遵守体制の現状について、下記の事項を中心に、税関に連絡している内容との間に相違がないか

 ① 法令遵守規則及び手順書等

 ② 最高責任者

 ③ 各部門の業務内容及び責任者

 ④ 委託先、委託先における業務内容及びその責任者等

(責任者・部門等に変更があった場合は、変更点を提出)

(手順書等は、税関へ届け出たものについて変更があった場合に作成)

 

税関手続について 貨物リストが適正に作成されているか
新規に追加した貨物について他法令の該非等について適正に貨物リストへ記載され、記載内容についての社内でのチェックが行われているか
法令改正があった場合、リストは適正に改正しているか
特例申告は適正に履行されているか
関係書類は適正に管理されているか

 

セキュリティについて 貨物管理施設に損傷はないか
監視カメラは正常に作動しているか
コンテナの壁内のチェック及びコンテナシールの確認は適正にされているか
貨物の搬出入、在庫管理のチェックは適正か
不審者、不審貨物があった場合の連絡体制については適正か

 

内部監査について 監査を適正に実施しているか
監査の結果を必要な部署に適正に報告しているか
指摘事項について改善措置はなされているか

 

委託先管理について

貨物に内容に関する情報提供について適正に行っているか

必要書類は適正に管理されているか

貨物施設・コンテナに不備はないか 

貨物の搬出入は厳正に行われているか
移動中の貨物について現在地等を把握しているか
不審者、不審貨物があった場合の連絡体制については適正か
委託先は適正に選定しているか

 

税関その他官公庁に対する連絡体制について

担当者に変更はないか
貨物の異常、税関手続に不備等が発生した場合に、迅速に税関及び関係官公庁に連絡される体制、手順は維持されているか

 

財務状況について 財務状況は健全であるか
監査法人による監査の実施等、監査体制は適正か

 

社内研修について

従業員研修・教育は適正に実施されているか

実施されている研修項目は適正な内容となっているか

 

 

 

※ 内部監査のチェック項目について、詳しくは税関ホームページにてご確認ください。