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関税(品目)分類詳解【Ⅰ】

宮崎 千秋 著

 

 

 

本書は、関税(品目)分類についての基礎知識を始め、第1類から第97類までに亘って、その内容と分類のポイント等について解説するものです。

シリーズ第1巻目に当たる本書では、まず、総論として関税・品目分類のための一般的な事柄、HS品目表の解釈に関する通則等、分類のためのルールについて詳しく述べ、続いて、各論として、第1部から第5部までの類毎に詳細な解説を加えてあります。

これから分類関係の業務に携わろうとする方はもちろん、既に貿易・通関業務にかかわっておられる方、更には通関士試験にチャレンジしようと考えておられる方々にも十分ご利用いただけるものとなっています。

 

 本書の構成 

総 論

 第1節 関税・品目分類について

 第2節 正しい品目分類のために

 第3節 関税率表(HS品目表)の解釈に関する通則

第1章 第1部 動物(生きているものに限る。)及び動物性生産品

第2章 第2部 植物性生産品

第3章 第3部 動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物、調製

        食用脂並びに動物性又は植物性のろう

第4章 第4部 調製食料品、飲料、アルコール、食酢、たばこ及び

        製造たばこ代用品

第5章 第5部 鉱物性生産品

〔付録〕関税率表6桁及び注の規定

注:本書は『貿易実務ダイジェスト』に連載中の「関税(品目)分類の基礎と実践」(第1回~第17回)の内容をベースに、加筆・修正を加えたものです。

 

 

ISBN978-4-88895-363-4 A5判456頁

本体価格:2,400円(定価:2,640円)送料:360円
 

【著者紹介】※組織名や役職等は発行時のものです。

日本にHSを導入する際のプロジェクトチームの一員として、WCOの『Explanatory Notes』等の翻訳や解説書の作成作業に携わり、またHS導入後も、関税(品目)分類の統一的運用を図るための各種資料作成や、途上国税関職員に対するHSに関する技術協力、分類問題の国際的な議論・交渉等に深く関わった経験を持つ。

(略 歴)

1966年大蔵省入省(門司関税)。大蔵省関税局輸入課課長補佐(品目分類担当)、税関研修所主任教官、関税局企画課特殊関税調査官、関税局国際調査課国際協力専門官、東京税関調査保税部次長、神戸税関監視部長、横浜税関業務部長、同監視部長などを経て2006年退職。その間、WCO(世界税関機構)の品目表・分類局テクニカルアタッシェとしてWCO事務総局に勤務。公益財団法人日本関税協会 調査・研究担当部長。