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ルーティンを大切に

間違えた問題が、テキストのどこに書かれていたのかをたどって確認することを徹底

2023年度通関士養成通信教育講座、特別答練受講(受験回数2回)

全国通関士模試受験

(R.S.様)

 

 第56回と第57回試験の2回受験をし、2回目で合格することができました。
 1回目、2回目の両方の受験を振り返ってみようと思います。

 

■前提

 私は、メーカーで海外営業として従事しており、輸出業務は仕事で行いますが業界についてはあまり詳しくありません。

 

■第56回試験(他社講座にて学習)

・使用教材

他社講座・参考書、ゼロからの申告書、計算ドリル

 

・スケジュール

2月~4月 他社講座・テキストにて学習。

5月 申告書、計算問題を解きはじめる。

6月 中だるみ、ほとんど勉強せず。

7月 他社過去問題集、ゼロ申、計算ドリルを解きまくる。苦手分野を割り出して、テキストを熟読する。

8月、9月 模試と過去問を解きまくる。

 

・反省点

 通関実務で、申告書・計算問題以外の問題をおろそかにしていました。申告書問題や計算問題で万が一点数が稼げなかった時のために、複数肢選択・択一式問題の対策をしたほうがいいと思います。それで1回目の受験は落ちました。

 

■第57回試験(日本関税協会の通関士養成講座を受講)

・使用教材

他社参考書・問題集、関税協会通関士問題・解説集、ゼロからの申告書、計算ドリル、まるわかりノート

 

・スケジュール

3月~6月 他社テキストを読み込みつつ、自分で決めた量の申告書、計算問題を毎日こなす。

7月 Youtubeで品目分類の動画を何回も見る。通関実務の複数肢選択・択一式問題の対策をやりこむ。

8月、9月 他社過去問題集と関税協会の問題集を解きまくる。一週間で一周まわしていた。

 

・やってよかったこと

 間違えた問題が、テキストのどこに書かれていたのかをたどって確認することを徹底しました。時間はかかりますが、その分記憶に残りやすかったので効果はありました。まるわかりノートは上手にまとまっているので重宝しました。

 また、ひたすらルーティン化を心掛けました。私の場合は、平日は申告書問題を1題、計算問題を5題、時間があれば複数肢選択・択一式問題をする。休日は申告書問題を4題、計算問題を20題、複数肢選択・択一式問題は問題集の〇章全部。といったふうに決めてこなしていました。申告書問題や計算は量をこなすのが一番効果的です。

 平日のルーティンをこなすために、通常より朝1時間早く起きていました。頭がスッキリしているので、計算問題にはうってつけです。

 

 不安になることもあるかと思いますが、自分を信じて頑張ってください。