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合格に向けて半年間行ったこと

時間は短くても良いので毎日触れて慣れることが大切

2023年度通関士養成通信教育講座(受験回数1回)

(N.K. 様)

 私はメーカーの購買部門に配属されて3年目になります。日々の業務のなかで、通関や関税などの知識を習得したいと考え、通関士試験を受験しました。合格に向けて取り組んだ半年間の内容を記載いたしますので参考になれば幸いです(勉強時間:半年間で約370時間)。

 

【4~6月】

 ・行ったこと:テキストを読み、解説を見ながら章末問題を解く。
 ・勉強時間:毎日15分以上、2~3時間/週

 元々理系出身だったため通関実務の計算問題には抵抗なかったですが、一方で関税法の各種法令や用語の理解には苦労しました。完璧に暗記しようとするのではなく、常に7割くらい理解できれば良いと思いつつ、その時にわかったことをメモしました。

 

【7月~8月】

 ・行ったこと:問題集をひたすら解き、ノートにまとめる
 ・勉強時間:毎日3時間以上、15~25時間/週

 問題集をひたすら解くようにしました。初めに『通関士試験まるわかりノート2023』を3周行い、詳しい解説が欲しい時のみ辞書的に他社参考書を使用しました。その後、『通関士 過去問題集』を3周、『ゼロからの申告書』を4周、『計算問題ドリル』を2周、それぞれ解きました。問題演習→解説の理解→ノートにまとめる→類似問題演習→解説の理解、をひたすら繰り返しました。模試は受けておくべきでしたが、都合により受験しなかったです。

 

【9月~直前】

 ・行ったこと:過去問演習および弱点補強
 ・勉強時間:毎日4時間以上、30~40時間/週

 過去問を2~4周行いました。また、直前模試があったのでこのタイミングで受験しました。結果は7~8割でしたので、気を抜かずに勉強しました。

 

【試験当日】

 「人造コランダム」といったわからない単語や問題もありましたが、7割くらい点数が取れれば良いと考え、悩まずに次の問題に進むことを意識しました。周りや問題内容に流されず、自分のペースで試験を楽しむことができたと思います。

 

【最後に】

 日常生活では馴染みのない単語や法令、計算が多いため、時間は短くても良いので毎日触れて慣れることが大切なのかなと思います。また、理解できているかの確認のためにも、問題数をこなすこと、アウトプットすることも意識したほうが良いと思います。

 

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。