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何度も繰り返すことこそ合格の近道

抑えるべきところを確保しておくことは後の復習過程で非常に役立つ

2023年度通関士養成通信教育講座、特別答練受講(受験回数2回)

全国通関士模試受験

(匿名希望 様)

 2022年からの自学に続き、当通信講座での勉強で無事合格することができました。全体的にみると自学勉強に比べて格段に効率が上がり、合格という結果に繋がったと思います。

 

1、通信講座受講初期

 2022年度の自学時にはどこがポイントかわからず、買った教材の最初から暗記しようと必死になりましたが、次第に集中力が落ち、問題もこなせなくなり、結果的には不合格となりました。講座を始めた頃には2022年度の失敗を教訓に各講師のポイントに関する説明を意識しながら勉強しました。様々な名称や法律条文が出てくる中、抑えるべきところを確保しておくことは後の復習過程で非常に役立つことがわかりました。また進捗に応じて提出する課題は必ず期限内に終わらせることを心掛けました。一度でも怠けるとその後継続することが難しくなる気がしたので、色んな時間を削ってでも提出するようにしました。課題はなるべくテキストを見ないで行い、その後提出した課題の判定結果はある意味自分にやる気を与えるきっかけにもなりました。

 

2、通信講座受講中期

 夏頃になると課題提出は落ち着きましたが、ふと復習をほとんど行っていないことに気づき、慌てて問題に取り組むことにしました。テキストの読み直し、講座で頂いた他参考書籍の確認(特に計算問題関連)、提出済課題の解き直しに加え、過去問対応を中心に復習を行うことにしました。また2022年の教訓ですが、計算問題は練習しておかないと最後にまとめてやろうとするとわけがわからなくなり、簡単な問題でも間違えやすくなります。通関実務や計算問題はできれば早い段階から取り組むことで、試験に向けて慣れておくことが大事です。ドリルや問題集等は1回ではなく少なくても2~3回やっておいたほうが望ましいかと思います。

 

3、講座終わり及び通関士試験

 8月の特別答練や9月も模擬試験ではあまりいい成績が取れず半ばあきらめていました。でも他の方の経験談で同じ状況のなか最後に合格を勝ち取ったとの記載があったので、最後まで諦めず頑張ってみることにしました。9月は徹底的に通関実務と過去問に時間を費やし、今まで間違っていた箇所、曖昧な箇所を中心に何度も見直すことにしました。本試験では第2科目の関税法部分が少し心配でしたが、無事合格できました。振り返ってみれば自分なりに努力したのは事実ですが、やはり日本関税協会の資料や情報はなくてはならない部分だと感じました。

 

 読んでいただきありがとうございました。