このたび日本関税協会では新刊本『世界税関紀行』（６月下旬発行予定）を発行することとなり、それを記念して講演会を開催することとなりました。
　著者である御厨邦雄氏は2009年１月よりWCO（世界税関機構）の事務総局長を務められ、2023年12月をもって３期15年の任期を終えました。任期中には弊会発行『貿易と関税』（月刊）において「世界税関紀行」とのタイトルで2014年８月号から2023年12月号までの長きにわたり連載をいただきました。同連載ではWCOのトップとして世界各国の税関を訪れた際に見た、世界の税関のいま、それを取り巻く歴史や文化等、さまざまな視点で世界の税関が紹介されています。上記新刊本は、それらを再編集してまとめたものとなっています。
　本講演では、御厨氏が世界各国の税関を訪れて得た見地から、貿易や税関行政の今後を展望し、さらに特別対談として前アジア開発銀行総裁の中尾武彦氏を迎えて、日本人の国際機関トップのあり方も含めて、幅広くお話を頂戴することとしています。

2024年6月25日（火）　14:00～15:50（開場13:30）

アジア開発銀行東京事務所会議室（霞が関ビルディング８階）

東京都千代田区霞が関3－2－5

https://www.kasumigaseki36.com/access/

申込締切：

2024年６月17日（月）

講演「貿易政策と税関行政の行方」

14：00～14：50

特別対談「世界の税関を行く」

15：05～15：45