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講習会で申告書問題の奥深さと通則が重要であることを学びました

~ 勝因は、時間との闘いを制し、且つ効率的な勉強を行うことができたから

平成26年度・通関士養成通信教育講座、平成25年度・講習会受講(受験4回)
内田 友子さん

【はじめに】

私は今年4回目の挑戦でようやく合格する事ができました。
過去3回と今回で何が違ったのか。私の場合は時間との闘いを制し、且つ、効率的な勉強を行う事が出来たからだと思います。

私は専門商社で輸入業務を担当する営業部に所属しています。通関業者に通関を依頼する立場にいるわけですが、通関業務とは?を知らずにどこかマニュアル的に依頼をする事に疑問を感じたのが受験のきっかけです。その疑問が大きくなったのは一度産休で仕事を離れ、仕事復帰をした頃でした。
息子が1歳になり、仕事に復帰した年から通関士試験の受験を開始しました。

【これまでの学習】
  • 1年目、2年目:1年目、2年目は独学でした。勉強時間も圧倒的に足りず、また、通関士試験の本当の大変さすら解っていなかったように思います。仕事と子育ての両立で手一杯で勉強に集中する時間も体力も残っていなかったのだと、今振り返ると思います。もちろん試験の結果は散々なものでした。
  • 3年目:独学での勉強に限界を感じ、3度目の正直!という気持ちで関税協会の講習会に参加しました。講習会の日は主人に息子のお迎えをお願いし、仕事が終わると講習会へ走って参加し終わるとまた走って帰宅する生活でした。
    講習会に参加して初めて申告書問題の奥深さ、通則の重要さを知りました。
    また、通関業法・関税法についても浅い知識しか習得できていない事を認識し、関税協会のテキストを一から読む事からスタートしました。
    3年目の大きなミスは講習会に参加する事で満足してしまい、実践的な問題を解くという事を早期の段階で行わなかった点です。結果として、実務でケアレスミスをしてしまい1点足りずに涙を流しました。
  • 4年目:講習会への参加は断念し、4年目は通信教育で頑張る事を決めました。
    過去の反省点を踏まえ、早くから勉強をスタートしました。通信教育は4月からスタートで定期的に課題の提出があるのでメリハリがついて(時には焦ったりもし)、波がありながらも勉強を続ける事ができたと思います。4年目の勉強方法を以下でご紹介します。
【使用した教材と模試】
  1. 関税協会テキスト4冊(通関業法、関税法等、関税定率法等、通関実務)及び関税関係法令集
  2. 通関士試験問題・解説集
  3. ゼロからの申告書
  4. まるわかりノート
  5. 通関士試験補習シリーズドリル/3冊(関税評価、計算問題、通関手続)
  6. 関税評価303
  7. オンライン模試の受験
【時間の有効活用】
  • 通勤時間:行きでテキストを通読、帰りに『ドリル』or 『まるわかりノート』で復習
    夏頃に『関税評価303』を追加し申告書問題への対策強化を図る。
    分類記憶の為に単語帳を作成。自分なりに語呂合わせをして記憶。
    語呂合わせの例:(アラフォーになったらゴムチューブ体操 → 40類 ゴム製品)
  • 昼休み:週に数日は自席で昼食を。昼食後20分~30分で申告問題を1問解く。
  • 帰宅後:保育園迎え→夕食→家事全般を終了後、夜22時~24時を勉強時間に。
    寝かしつけは主人に依頼。(一緒に寝落ちするのを防ぐため。)
    ひたすら問題を説く。間違った問題に印をし、その部分に関連する法令・要点を↑の通勤時間にテキスト等で確認するという反復学習。
  • 週末:7月迄は土日のどちらか。8月以降は毎週土日、図書館へ。
    平日ではカバーできない個所や申告問題を連続して(輸出・輸入をセットで)解くように。ある程度まとまった時間が必要な勉強は週末に集中。
【効率的な知識定着】

暗記と理解のメリハリを意識しながら学習をするように心がけました。

  • 暗記:分類(単語帳と語呂合わせを使って暗記)・語句選択(法令を声に出して読み、暗記)
  • 理解:常にwhy?を意識しながら問題を反復しました。
    なぜ間違ったのか? なぜ評価がこうなるのか? 出題の意図は?

問題を理解し、数多くの問題を解いた事が知識定着に繋がったと思います。

【本試験を意識した学習】

毎日の学習時間に限りがあった事もあり、時間を計りながら問題を解いていきました。
特に実務は、後半20分 → 輸出20分 → 輸入30分の順番で解いていき、時間配分を心がけて。
オンライン模試は週末を利用し、本試験と同じ時間帯で挑戦しました。
オンライン模試は、最終的に2回分×3回解きました。最終的に8割正解するまでとなり、本試験への自信につながりました。

【本試験では】

関税協会テキストのみを持参。直前の確認は最小限に抑え、不安にならないように。
余談ですが、東京会場は教室によっては極端にトイレの数が少なく長蛇の列となるので、事前に他の校舎のトイレの場所を確認しておきました。万一並ぶ場合は、テキスト持参で。
付近にコンビニ等は見当たらないので昼食調達は自宅付近で行い、持参するほうが良いと思います。

【最後に】

長期間の勉強は辛く、家族や周囲の応援がなければ合格する事はできませんでした。挫折しそうになった際には「なぜ通関士試験に挑戦するのか?」という事を思い出していました。目標を掲げやり遂げる事、その先に合格があったというのが実感です。また、講習会の仲間は合格者・再挑戦者共に応援していただいて心強かったです。親身になって教えてくださった関税協会先生方、スタッフの皆さん、なにより長年応援協力してくれた家族には感謝です。ありがとうございました。