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試験仲間との勉強がモチベーションの維持につながりました

4度目の挑戦を前に弱る気持ちを立て直して、勉強を習慣化することができました

平成26年度・通関士養成通信教育講座受講(受験4回)
匿名希望

【はじめに】

4回目の試験で合格しました。
そのうちの3回は、すべて3教科目の通関実務で点数を落としてしまい不合格。
これでもかというほど勉強を積み重ねてきて試験に落ちてしまった人に、お伝えしたいです。
必ず、その努力や時間は無駄にはなりません!
私も受験勉強中はいろいろなことに制限をかけ、時間もお金も使って、これでもかというほど勉強して試験に挑戦してきました。そして、落ちるたびにどうしようもないくらい落ち込んで、「なんて時間を無駄使いしてしまったのだろうと」落胆していました。
4回目になる昨年は、受験するかどうかさえ迷っていたくらいで、本格的に勉強を始めたのは8月末に行われる関税協会の「全国通関士模試」を受験した後でした。
本格的に…といっても、仕事の拘束時間が長く、平日に勉強時間を取ることは殆どできません。それでも合格できたのは、過去3年間に続けてきた勉強があったからこそだと思っています。
何年もの勉強漬けで疲れてしまったという人に、同じ経験をもつ私からぜひ伝えたいのは、「今度は適度に自分のための時間も作りつつ、チャレンジしてください」ということです。
 

【1~3年目の学習】

1年目は独学でした。半年間で平日2時間、休日は一日5時間以上勉強していました。そのときの勉強方法は、過去問集をひたすらやって間違えた問題を復習し続けるというものでした。
2年目は、日本通関業連合会の通信研修を使用しました。
3年目は、タックの通関実務に特化した通学コースに通っていました。

 

【4年目の学習方法】

日本関税協会の通信教育講座、スクーリング、特別答練(通関実務)、法令改正講座を受講。
全国通関士模試、オンライン模試を受験。

限られた勉強時間の中で4年目に行ったことを簡易にまとめると、

  • 苦手な問題をしつこいほどやり続ける
  • 出題率の高いものを復習する
     

の2点です。
ちなみに私は価格按分(そもそも割り算が・・・)がとても苦手で、輸入の申告書ばかりしつこくやりました。
それでも得意な問題ばかりやりたくなるのはどうしてなんでしょう・・・
ぐっとこらえて苦手な問題ばかりやるよう心がけました!
出題率が高いのは、お金の関係の部分、評価関係等です。本試験や模擬試験、問題集からよく出題されている問題を中心に復習しました。

 

【使用した教材と模試】
  • ゼロからの申告書:一通り問いてみて、輸入の按分が分からなかったものを何度もやりました。
  • 関税評価303:全体を一周確認しました
  • まるわかりノート:簡易な復習と穴埋めページの利用に使用
  • 通関士試験補習シリーズドリル(関税評価、計算問題、通関手続):それぞれ一周しました
  • 関税関係法令集:模試の解答等から、もっと深く理解すべきと感じたものを索引。しっかりとした復習に使用。
  • オンライン通関士模試(過去問題含む):間違えた問題の復習
  • 全国通関士模試:間違えた問題の復習
     
【模擬試験】

「場慣れ」はとても大事だと思います。
初めて挑戦する方は、できるだけ多くの模試を受ける事をお勧めします。
心配性な私は、電卓を二個持って試験に臨みました。
さらに余談ですが、本試験では耳栓が使えます。試験中に神経質になってしまうという方には、耳栓の使用がお勧めです。
 

【モチベーションの維持】

日本関税協会のスクーリングでは、何人かの他の受講生と話をする機会を頂き、その中で友達もできました。週に一度待ち合わせをして、一緒に勉強をしてもらいました。
それほど長い時間の勉強ではなかったのですが、「待ち合わせをして勉強する」という約束があると、意識的に時間を空けて必ず勉強できていたのです。4回目の挑戦で気持ちも弱っていた私には、勉強の習慣化と、勉強方法について話し合ったり分からない問題を一緒に考えたりすることがモチベーションの維持にもつながり、その友達には大変助けられました。
会社内にも一緒に受ける試験仲間がいて、情報交換をしたり一緒に試験を受けたりして緊張がやわらぎました。
これから受験勉強するみなさんも、機会があればぜひ試験仲間を見つけてみてください。