ホーム通関士養成私の合格体験記平成27年度 › 8月のモチベーション急落後、9月の猛勉強で本試験にピークを

通関士養成

Jtrade

貿易統計Web検索システム ジェイ・トレード

FAX&COPYサービス

統計品目番号を記して申し込めば、後はFAXを待つだけ!

貿易統計
データ提供サービス

貿易統計データを表計算ソフトに取り込み二次加工が容易に!

8月のモチベーション急落後、9月の猛勉強で本試験にピークを

2週間まったく勉強しなかったら勉強が恋しくなりました

平成27年度・通関士養成講習会受講(受験1回)
野澤 麻美さん

【はじめに】

私はメーカーの貿易部門に勤務しております。通関に関する知識を深めたい気持ちがあり、通関士を目指すことにしました。せっかくなら最短ルートで合格したいという思いで関税協会の講習会を受講しました。そして幸いにも一発合格することが出来ました。
通関士試験は3科目ありますが、「通関実務」科目をいかに攻略するかがなによりも大切だと思います。
一発合格を狙う方及び通関実務で苦労している方に向け、この合否を分ける通関実務について特に詳しく私の経験とおすすめの勉強法を紹介したいと思います。

【通関業法・関税法対策】

通関業法・関税法の2科目は、過去問を8割とれるレベルになれば十分に合格圏内だと思います。そのレベルになったら、忘れないように復習を繰り返せばOKです。
通関業法・関税法でのおすすめ勉強法は「数字ノートづくり」です。
許可の期限はxx年、など数字がポイントとなる問題をまとめたノートがこの数字ノートです。数字は暗記していれば自信をもって回答可能ですし、出題者の立場からしても問題として作りやすいのでよく出題されます。
数字は忘れたり、記憶が混ざりがちなので試験当日も試験開始ギリギリまでノートを復習しました。

【通関実務対策】

通関実務は、過去問が完璧に解けたとしても本試験で合格圏内とならないシビアな試験です。毎年出題傾向が変わりますし、過去に出題されたことのない問題も多数出題されます。
試験直前の1ヶ月はひたすら通関実務対策をしました。
通関実務においては過去問は参考程度とし、未来に何が出題されるかを考えることが大切です。特に法令改正分野は頻出なので、深く内容を抑えておくべきだと思います。
ここからは、通関実務の各分野について私が行った対策を詳しく記していきます。

<輸出入申告問題>
本試験は難易度が非常に高く、輸入申告価格に関しては0点でした。
試験中何度も諦めようと思いましたが、「受験生全員が混乱状態だろうから、頑張ろう!」と自分に言い聞かせながら必死に解きました。今年の申告書問題は、知識よりも強靭なメンタルが大事だったかと思います(笑

輸出入申告問題対策として私が行ったのは、以下2点です。

① 品目分類 の暗記
講習会で品目分類の小テストがあったので、それに合わせて単語カードを作成し暗記しました。
品目分類 は個人的に好きだったので、日常生活の中でも目に入るものを分類するゲームを一人でしていました。テレビを見ながら、テレビは何類かな? 電車に乗りながら、電車は何類かな?など考えていると専門家になったような気分になり楽しいので、おすすめです!
 
② 『ゼロからの申告書』を全問正解するまで繰り返す
『ゼロからの申告書』が完璧になれば申告書対策は十分かと思います。
ただ何回も解き直すのではなく、その申告書におけるポイントをノートに書き出してまとめていました。まとめることにより各類における間違えやすい分類品目が明確になり、非常に効果的でした。
 
<関税評価・計算問題>
本試験では基本的な問題が多かったこともあり、全問正解することが出来ました。
2015年度から 配点が大きくなったので、今後は合否を分ける分野になってくると思います。

関税評価・計算問題対策として私が行ったのは以下2点です。
① 副教材の「関税評価ドリル」と「計算問題ドリル」を全問正解するまで繰り返す
② 税関ホームページの関税評価に関する事前教示事例を読む
 
関税評価・計算問題に関しては法律の原文を読むよりも、問題をたくさん解いて身体で覚えることが大切だと思います。税関ホームページの事前教示事例も勉強の合間に読みました。この事例の読み込みは関税評価だけでなく、申告問題においても有効でした。
 
<選択式問題(複数・択一)>

本試験では選択式問題にて8割正解することが出来ました。
選択式対策として私が行ったのは以下2点です。
 
① 過去問・特別答練で頂いた教材全問正解するまでを繰り返す
② 頻繁に出題される分野(原産地規則・事前教示等)&法令改正内容は税関ホームページ掲載の資料(カスタムスアンサー・過去の税関主催のセミナー資料等)を印刷し、勉強

税関ホームページを活用した勉強はおすすめです。過去問に出題されていない内容を押さえることが出来ますし、理解を深めることができます。

【最後に】

私は8月頃にモチベーションが急落し、2週間程度全く勉強せずに過ごしました。全く勉強しないと勉強が恋しくなるもので、試験直前の9月は逆に猛勉強の日々を過ごし、本試験にピークを持ってくることができました。
毎日コツコツ勉強することも大事ですが、本当に疲れたら一旦休んでリフレッシュすることもおすすめします。
また、私は関税協会以外の模試を2つ受験しました。模試に参加すると弱点分野が分かりますし、時間配分を考える良い機会となります。本試験の緊張が和らぐので、ぜひ模試はたくさん受けてみて下さいね。以上長文となりましたが、今後講習会・通信教育講座で勉強する方々の助けとなれば幸いです。