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実践と継続

~ 基本問題を短時間で確実に取ることが合格に繋がります

平成27年度・通関士養成通信教育講座、通関実務特別答練受講
匿名希望(受験2回)

【1.はじめに】

私は通関士試験に2回目の挑戦で合格することが出来ました。去年は他社の通信教育講座を利用しましたが、通関実務が点数不足で不合格でした。今回日本関税協会の通信講座に申し込んだ理由は、通信教育で疎かになりがちな通関実務の勉強を補うための「特別答練」を設けていること、質問対応サービスがしっかりしていると感じたからです。
辛かった勉強期間は合格体験記を何度も読み、合格した方々の言葉に励まされました。今度は私の体験が、これから受験される方々のお役に立てれば幸いです。

【2.受験の動機】

前職では短期ですが貿易事務をしていました(その際に貿易実務検定B.C級を取得)。
通関士試験は、自身のスキルアップのために挑戦しました。

【3.勉強ポイント】
  • 通関業法、関税法、関税定率法等
    4〜6月までは、『通関士試験問題・解説集』を繰り返し解きました。7月には過去5年分の過去問をネット上からプリントアウトして、試験と同じ形式で解きました。過去問と7回分の課題は復習のためにコピーをとり、何度も解きました。最終的にはつまずいたところを1つのノートまとめて直前期に見直し、本試験にも持参しました。
     
  • 通関実務
    今年から配点が変わると通知されてから、計算問題を集中的に解きました。実際に本試験でも計算問題はすべて正解することが出来ました。パターンが限定されているので。勉強したらした分だけ得点できます。
    選択式問題は法令改正された部分が出やすいので、税関のホームページや講座の情報紙『かわらばん』でしっかりチェックしました。
    輸出・輸入申告書は、『ゼロからの申告書』を何度も解きました。2年目の受験勉強で、すでに答えを暗記している部分もあったので、他社の問題集も購入して解きました。
    品目分類は1〜97類をノートに書いて暗記しました。なかなか暗記が進まない分野だったので怠けていたら、特別答練の初日に品目分類の小テストがあると協会から連絡がきて、焦って一生懸命覚えました。
    3科目とも本番では6割で合格ですが、普段の勉強では課題や過去問を全問正解するくらい問題をやり込みました。何回か繰り返しているうちに点と点だった知識が繋がって、関連付いた知識になり勉強の理解度が深まりました。
【4.必ず行うこと】
  • 課題は必ず提出する
    通信教育講座では、課題を提出すると1回ごとに点数と順位が返送されます。今自分がどのくらいの位置にいるのか把握でき、勉強のモチベーションにもなります。しかし、全部で7回しかない課題提出ですが、次第に提出者の人数が減っていました。2015年は1回目で257人が提出するも、最終の7回目では179人にまで減りました。このうち何人が実際に試験を受けて合格までたどり着いたのか・・・ということを考えると、継続する事の難しさが良くわかります。
  • 特別答練と模試を受ける
    不合格だった1年目で一番不安だったことは、周りにペースメーカーとなる通関士受験生がいなかったため、どのくらい勉強したら合格圏までいけるのかがわからなかったことです。闇雲な勉強内容だったため去年の日本関税協会の模試では勉強内容、時間配分ともに不足で、満足いく結果は得られませんでした。今年は去年の反省をふまえ、中弛みする8月に特別答練を受け、わからない点と勉強不足な点を明確にして8月の模試に挑みました。
    模試を受験することで問題を解く順番や時間配分、その場の空気感など得られることはたくさんあると思います。
  • 体内リズムを整える
    私は直前期には本試験と同じ時間帯で頭が働くようにしていました。例えば、試験開始の9時30分にはすぐ勉強できる環境を作ったり、お昼ご飯や飲み物などは、すぐに食べられて吸収が早いものにしました。本試験は15時30分くらいには終わっているので、自分の頭が一番働く時間、食べ物など知っておくと本番でもいつもどおりの力を発揮することが出来ます。
  • 本試験を受ける
    今年の試験申込者は10,018人で実際の受験者は7,578人です。残り2,440人が試験を受けていません。どうしても受験出来ない事情があった人も含まれていると思いますが、ほとんどが勉強不足のため試験を受けることを諦めた人ではないでしょうか。
    もし今年は受からないと思っていても、本試験は来年の合格のための準備と思って必ず受けてください。私が受験した年は、2回とも東京会場は東京大学でした。同じ場所なので迷うことはないですし、緊張も幾分かは和らぎます。本番と普段とでは場所も緊張感も違います。普段なら絶対にしないミスを、本番ではしてしまいます。経験値を増やすことでミスを防ぎましょう。
【5.まとめ】

今年の通関士試験は加点や誤植など不測の事態が多く、私も申告書問題がボロボロだったので、まさか合格しているとは思いませんでした。しかし、振り返ってみると今回合格出来たのは、基本的な問題を落とさずに確実に点を取れていたことが大きかったと思います。
難しい問題であれば、当然全体の合格率も下がります。ですが、本番ではそんなことを考えている余裕はないので時間いっぱい見直しをしていました。
諦めずに試験に臨むこと、普段から基本問題を短い時間で確実に取ること、この2つが合格に繋がる一歩だと感じました。
それから、試験の申込みをしたのであればぜひ受験して下さい。受験せずに合格は得られません。場に慣れる事も試験対策の1つだと思います。
来年の試験はどうなるか未知数ですが、これから受験される皆様のご健闘をお祈り申し上げます。