【2024年度】【2023年度】【2022年度】【2021年度】【2020年度】【2019年度】
2024年度に開催された会議研修等の結果報告です。
12月6日(金)、ホテル・ベルフォート日向(宮崎県日向市)において、細島地区懇談会を開催しました。
懇談会は、門司支部幹事のセンコー株式会社 常務理事 延岡支店長 伊達 真一 氏の開会挨拶で始まり、続く細島税関支署長 田口 大孝 氏の来賓挨拶では、細島港においては岸壁の整備が進められ、クルーズ船の入港が再開するとともに東九州の物流拠点としてますますの発展が期待されていること、宮崎空港では昨年9月に国際線定期便が復便し、今年に入って増便や新規就航が続くなどして、入国旅客が昨年を大きく上回っていることなどが紹介された後、門司支部事務局長から門司支部の活動報告を行いました。
伊達 支部幹事 開会挨拶 | 田口 細島税関支署長 来賓挨拶 |
引き続き、宮崎県北部港湾事務所長 佐藤 祐之 氏による「細島港港湾計画と今後の展開について」と題して、港湾計画の手続きの手順、利用者の意見聴取の必要性、木材輸出のための岸壁の整備状況及び細島港の課題や今後の展開などについての説明がありました。
佐藤 宮崎県北部港湾事務所長 講演 | 講演の風景 |
最後に門司税関長 末永 広 氏による「最近の税関行政について」と題した講演が行われ、参加者からは「インバウンドの回復に伴い、旅客からの不正薬物や金の密輸が増えていることに驚いた。」などの声が聞かれました。
末永 門司税関長 講演 | 講演の風景 |
日本関税協会門司支部は門司通関業会と共催で、輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCSセンター)九州事務所副所長の 山野井 康裕 氏を講師に迎え、11月27日(水)に会員のべ120名に対して、対面式の「NACCS研修(海上保税・海上通関:中級者向け)」を実施しました。
研修では、海上貨物の保税業務及び輸出入通関業務についてのNACCS操作に関して、事前に受け付けた質問等への回答に対するQ&A方式も含め、具体的な入力方法、追加機能や便利機能などに関する説明がありました。
研修後のアンケートでは、受講者から「資料も説明もとても分かりやすく、知らなかったことも沢山ありましたので、また開催していただきたい。」、「このような中級レベルの実例講習は非常に参考になりますので、引き続き開催をお願いします。」「門司でも開催して欲しい。」など良好な反応及び要望がありました。
門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後の研修を企画してまいります。
研修の風景 |
講師:NACCS九州事務所 山野井氏 |
11月22日(金)、オリエンタルホテル福岡博多ステーション(福岡市博多区)において、博多・福岡空港地区懇談会を開催しました。門司支部常任幹事 博多港運株式会社 代表取締役社長 村田 成生 氏の開会挨拶に始まり、博多税関支署長 杉 忠士 氏及び福岡空港税関支署長 中原 浩司 氏から、所管支署の貿易動向や入国旅客数などの現状を交えた来賓挨拶をいただいた後、支部事業報告を行いました。
村田 常任幹事 開会挨拶 |
杉 博多税関支署長 来賓挨拶 |
中原 福岡空港税関支署長 来賓挨拶 |
議事終了後に門司税関長 末永 広 氏から「最近の税関行政について」と題した講演があり、100名超の出席者は時にメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
聴講者からは、「博多港のクルーズ船の入港が2019年並みに戻ってきたことや福岡空港の入国旅客数が2019年を大きく上回る見込みであることに安堵した。」、「不正薬物の摘発が2023年度まで8年連続で1トン超えており、昨年は2トンを超えるなど深刻な状況であることや、門司税関管内においてもインバウンド旅客の回復に伴って航空旅客からの不正薬物の摘発が増加しており、今年は既に覚せい剤は昨年の2倍以上の数量が摘発されていることに驚いた。」などの感想が聞かれました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
11月19日(火)、山口県萩市の「高大」において、萩地区懇談会を開催しました。
懇談会は、関税協会及び門司支部の事業報告に始まり、萩出張所長 末岡 直樹 氏から「萩港の貿易概況等について」、続いて下関税関支署長 中村 治 氏から「最近の税関行政について」と題した講演が行われました。
参加者からはSP貨物が増加した背景について質問が出るとともに、萩港の開港維持に向けて本年の外国貿易船の入港状況や今後の見通しなどについての意見交換が行われるなど、有益で貴重な情報共有の場となりました。
末岡 萩出張所長 講演 |
中村 下関税関支署長 講演 |
懇談会風景 |
10月29日(火)、30日(水)及び31日(木)、日本関税協会門司支部は、門司税関監視部次長の渡邊 崇 氏及び保税地域監督官部門上席調査官の松本 篤志 氏を講師に、保税業務に関する内部監査を行い総合責任者に改善を勧告する内部監査人等190名(3日合計)に対して、「オンライン保税研修(内部監査人向け)」を開催しました。
研修の冒頭、渡邊次長から「国際物流の動向を踏まえた保税制度のあり方の基本方針のポイント」についての説明があり、その後、松本上席調査官から① 自主管理制度と社内管理規定(CP)、② 貨物管理者と貨物管理、③ 内部監査について(目的)、④ 内部監査のポイント(具体的な確認方法)、⑤ 非違・指摘事項などについて、特に内部監査については、目的や手法の説明に加え、具体的な確認方法を例示しての説明が行われました。
研修後の受講者アンケートでは、
「各種資料が分かりやすい内容・順番となっており、保税業務の監査人として必要な理解が深められた。」、「内部監査の具体的な注意点がよかった。」、「内部監査のポイントについて、どのように聞くのか、どのように確認するのかなど具体的な説明だったので、次回以降の内部監査に応用したい。」、「項目ごとにワンポイントアドバイスがあったのが良かった。」、「内部監査の具体的な質問や非違事項の例について、どんなところが違反しやすいのか理解しやすかった。」、「内部監査時に、担当者へヒヤリングすることや、実際にNACCS操作をさせてみて習得度を確認することは良い事であると感じた。」、「注意点の再確認の良い機会となった。」、「説明の仕方がわかりやすく、これから内部監査に従事していく為参考になった。」、「「必要事項を簡潔にまとめてあり、本日のまとめとしてポイントがわかりやすくまとめてあるので、後日見返したときに有効に活用できる。」」など良好な反応がありました。
また、「オンライン研修は受講しやすいので、初任者、実務担当者等受講機会を増やして欲しい。」、「内部監査人編の研修は、何度でも繰り返し受講することが重要と考えているので、引き続き、定期的に研修をしてもらいたい。」、「承認工場に関する研修をお願いしたい。」などの要望もありました。
門司支部では、アンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。
講師:渡邊 監視部次長 |
国際物流の動向を踏まえた保税制度のあり方 |
講師:松本 上席調査官 |
内容の一部(自主管理の基本的な考え方) |
10月25日(金)、山口県岩国市の岩国国際観光ホテルにおいて、岩国地区懇談会を開催しました。
門司支部参与の三井化学株式会社 岩国大竹工場 管理部長の代理として 轟 秀樹 氏の開会挨拶に始まり、岩国税関支署長 長岡 茂行 氏の来賓挨拶の後、日本関税協会本部及び門司支部の事業報告を行いました。
轟 支部参与 開会挨拶 |
長岡 岩国税関支署長 来賓挨拶 |
引き続き、地区会員からの業務紹介として、中電環境テクノス株式会社 柳井事業所 副所長 竹内 哲也 氏から同社の概要として排煙脱硫装置など各種装置の稼働状況や環境測定、化学分析などの業務、発電所に入港するLNG船のCIQ手続きや輸入通関業務など幅広い業務についての紹介がありました。
竹内 中電環境テクノス㈱副所長 業務紹介 |
業務紹介の風景 |
最後に門司税関長 末永 広 氏から「最近の税関行政について」と題して経済安全保障など最近のトピックを含む講演が行われ、出席者は興味深く聞き入っていました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
10月24日(木)、山口県周南市のホテルサンルート徳山において、徳山地区懇談会を開催しました。
門司支部参与の 山九株式会社 周南支店長 森 健太郎 氏の開会挨拶に始まり、徳山税関支署長
新屋 政男 氏から徳山税関支署管内の貿易動向を含めた来賓挨拶の後、日本関税協会本部及び門司支部
の事業報告を行いました。
森 支部参与 開会挨拶 |
新屋 徳山税関支署長 来賓挨拶 |
引き続き、門司税関長 末永 広 氏から「最近の税関行政について」と題した講演が行われ、参加者からは、1トンを超える量の不正薬物が8年連続で摘発されていることには驚いたとの声も聞かれました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
10月18日(金)、対馬市交流センター(長崎県対馬市)において、厳原地区懇談会を開催しました。
懇談会では、門司支部の活動報告が行われ、厳原税関支署長 福本 宏幸 氏から来賓挨拶及び門司税関と厳原税関支署の歴史や概況及びコロナ禍後の海上入国旅客の増加状況などについて、統括監視官 井上 昌彦 氏から税関の3つの使命などについて、最後に比田勝出張所長 伊藤 秀和 氏から最近の不正薬物の摘発状況について、パワーポイントや資料を用いたわかりやすい説明をしていただきました。
また、昼食懇談会では、韓国からのインバウンド旅客の今後の動向に関することが話題となり、参加者の深い関心を集めていました。
福本 厳原税関支署長 来賓挨拶・講演 |
井上 統括監視官 講演 |
伊藤 比田勝出張所長 講演 |
10月16日(水)、国際ホテル宇部において宇部地区懇談会を開催しました。
懇談会は、門司支部参与のMUアークライン株式会社 代表取締役社長 椎木 耕造 氏の開会挨拶で始まり、下関税関支署長 中村 治 氏及び同支署宇部出張所長 佐藤 祐智 氏の来賓挨拶の後、門司支部の活動報告を行いました。
椎木 支部参与 開会挨拶 |
中村 下関税関支署長 来賓挨拶 |
佐藤 宇部出張所長 来賓挨拶 |
その後、門司税関長 末永 広 氏による「最近の税関行政について」と題した講演会が開催され、コロナ禍期を経て入国旅客の増加やクルーズ船の入港が増えたこと、国際航空貨物定期便の就航により航空貨物が増加したことなど最近の税関を取り巻く状況についての説明に加え、最近のトピックについての説明が行われました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
10月9日(水)、長崎荘(佐賀県唐津市)において、伊万里・唐津地区懇談会を開催しました。
門司支部参与 唐津商工会議所 宮島会頭の代理として専務理事 山下 正美 氏の開会挨拶の後、伊万里税関支署長 戸高 勝広 氏から唐津港の貿易概況やクルーズ船の入港実績及び来年の入港見込みなどの紹介を含めた来賓挨拶があり、その後、門司支部の活動状況の報告を行いました。
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山下 支部参与代理 開会挨拶 |
戸高 伊万里税関支署長 来賓挨拶 |
その後、門司税関長 末永 広 氏による「最近の税関行政について」と題した講演会が行われ、税関の3つの使命、全国及び門司税関管内での不正薬物の摘発状況、電子商取引の増加に伴うSP貨物の急増など最近の税関を取り巻く状況などについて説明していただきました。
参加者からは、「福岡空港や博多港など唐津から近い場所で、不正薬物の密輸が行われて摘発されていることに驚いた。」、「これからも金の密輸阻止に力を入れて、適正納税者の負託に応えて欲しい。」などの声が聞かれました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
10月4日(金)、下関グランドホテルにおいて下関地区懇談会を開催しました。
(公財)日本関税協会の本部評議員で門司支部常任幹事の関光汽船(株)代表取締役社長 入谷 一成 氏の開会挨拶で始まり、下関税関支署長 中村 治 氏の今年上半期の下関港の貿易概要の説明を含めた来賓挨拶の後、門司支部の活動報告が行われました。
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入谷 常任幹事 開会挨拶 |
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中村 下関税関支署長 来賓挨拶 |
その後、門司税関長 末永 広 氏による「最近の税関行政について」と題した講演会が開催され、門司税関の設立に先駆けて下関に税関が設けられたことや、税関の3つの使命、国際貨物定期便の就航等による航空貨物の急増など最近の税関を取り巻く状況について説明していただきました。
参加者からは、「増加したSP貨物から北九州空港でも不正薬物が摘発されたことに驚いた。」などの声が聞かれました。
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末永 門司税関長 講演 |
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講演会風景 |
門司支部では、令和6年度の各地区懇談会を管内12地区で順次開催して参ります。その皮切りとして9月27日(金)、JR九州ステーションホテル小倉(北九州市小倉北区)において、北九州地区懇談会を開催しました。津田 純嗣 支部長(北九州商工会議所 会頭)の開会挨拶に始まり、門司税関総務部長 川﨑 達也 氏から来賓ご挨拶をいただいた後、支部の事業活動報告等を行いました。
津田支部長 開会挨拶 |
川﨑総務部長 来賓挨拶 |
議事終了後に門司税関長 末永 広 氏から「最近の税関行政について」と題した講演があり、税関の3つの使命や最近の貿易動向等の講演内容に約100名の出席者は熱心に聞き入っていました。
末永 門司税関長 講演 |
講演会風景 |
聴講者からは、「コロナ後のインバウンドの回復に伴い、日本へ入国する旅客による不正薬物の密輸が増えていることがよくわかった。」などの感想が聞かれました。
関税協会門司支部は、門司税関、北九州市港湾空港局、北九州港振興協会及び関門コンテナターミナル株式会社の協力を得て、8月5日(月)に門司港湾合同庁舎(北九州市門司区)、北九州地区国際貨物検査センター(同)及び太刀浦コンテナターミナル(同)において、「北九州 港の研修・見学会」を開催、会員33名が参加しました。
本研修・見学会は、昨年度の各地区懇談会において会員さんから、「自港より大きい他の港でのコンテナヤード等の施設・システム運営を含めた港の状況についての情報は参考になるが、現状、知る方法がない。」との声があったことから、北九州港において税関業務の紹介及び太刀浦コンテナターミナルの概要等の紹介をする目的で開催したものです。
研修・見学会では、門司港湾合同庁舎の会議室において門司税関の山口広報広聴室長から税関業務の概要等の説明を受けた後に、北九州国際貨物検査センターにおいて安倍統括監視官からコンテナを1本丸ごと検査できる大型Ⅹ線検査装置についての説明を受け、麻薬探知犬のデモンストレーションを見学しました。
税関業務説明の受講風景 | 麻薬探知犬のデモンストレーション |
その後、太刀浦コンテナターミナル管理棟に移動し、ガントリークレーンで外国貿易船からのコンテナの積み降ろしの様子を見ながら、太刀浦コンテナターミナルについてのビデオ視聴や北九州港振興協会職員によるターミナルの概要説明、関門コンテナターミナル㈱の松永取締役統括部長からTACTOS(太刀浦コンテナターミナルオペレーションシステム)のCY業務など各種システムの説明、加えて実際のターミナルオペレーターを招いての質疑応答などコンテナヤードの運営に関して参考となる事項の説明がありました。
北九州港振興協会職員による講演風景 | 松永様によるTACTOS説明風景 |
説明会後には、受講者へのアンケートメールにより、研修等のニーズ把握を行いました。いただいたご意見は、今後の企画運営に活かしていきたいと考えています。
日本関税協会門司支部は門司通関業会と共催で、輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCSセンター)九州事務所副所長の山野井康裕氏を講師に迎え、6月26日(水)、27日(木)及び28日(金)に会員等189名(3日合計)に対して、海上貨物に係るNACCSでの保税蔵置場への搬入や搬出等の業務及び輸出入通関業務について、業務フロー図や入力画面を例示して具体的な入力方法や注意事項などに関する「オンラインNACCS研修(海上保税・海上通関:初任者向け)」を実施しました。
研修後のアンケートでは、受講者から「資料や説明が非常にわかりやすかった。」、「講師の方の話し方がとても丁寧で聞き取りやすく、資料も実際の画面の切り抜きやイラストが入っており構成も工夫していただいたため、初心者でも分かりやすかった。」、「海上保税、海上通関の知識が図解でわかり良かった。」、「頂いた資料を再度見直して、実務に活用させていただきます。」など良好な反応がありました。また、「今後の研修において講義の中で、「よくある問い合わせと対応方法」についてご説明いただきたい。」、「今後も定期的にセミナーをしていただければ参加したい。」などの要望もありました。
門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。
講師:NACCS九州事務所 山野井氏 | 画面:オンライン研修 |
6月6日(木)、JR九州ステーションホテル小倉(北九州市小倉北区)において、令和6年度支部総会等を開催しました。午後3時から定時幹事会及び保税役員全体会議、4時から総会、4時50分から時局講演会、
6時10分から意見交換会と一連の行事が滞りなく進行しました。
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定時幹事会 |
保税役員全体会議 |
新型コロナウイルス感染症が5類に移行して2回目となった総会には、約230名が出席、門司支部長 津田 純嗣 氏の開会挨拶、門司税関長 末永 広 氏の来賓挨拶に続いて、昨年度の事業報告、決算報告、本年度の事業計画、予算案等について議案審議が行われ、満場一致で承認されました。
津田 支部長 開会挨拶 |
末永 税関長 来賓挨拶 |
総会風景 |
また、時局講演会では、日本貿易振興機構(JETRO)調査部 中国北アジア課長 清水 顕司 氏を講師にお招きし「中国経済の現状と日系企業動向~中国ビジネスのチャンスとリスク~」と題し、経済安全保障をめぐる国際情勢、中国経済の最新動向、日本と中国の貿易投資動向など国際貿易にかかわる会員各社の参考となる内容についてご講演をいただきました。
清水 講師 講演 |
受講風景 |
5月16日(木)、17日(金)及び20日(月)、日本関税協会門司支部は、門司税関監視部保税地域監督官の 松本篤志 氏を講師に、保税業務担当の初任者向けに、①保税地域の役割、②保税地域の種類・機能、③貨物の流れ、④見本の一時持出、⑤廃棄と滅却、⑥貨物の取扱い、⑦保税運送 などについて「オンライン保税研修(初任者向け)」を開催しました。
研修後の受講者アンケートでは、「保税についてまだわからないことも多いので、保税地域の種類や、貨物の取り扱いなど、基礎から学ぶことができたのがよかった。」、「保税業務の基礎知識が図解でわかり良かった。」、「今回のように、用語に沿ってご説明頂けると、受講者だけでなく他の職員にもフィードバックしやすいと感じた。」、「間違いやすい点を取り上げて頂けると他の職員への注意喚起をしやすいと感じた。」、「「廃棄」と「滅却」など、分かりやすい例えを用いて説明されていたのが良かった。」、「倉主処理で忘れがちなことなど注意するポイントをコメントしてもらったことが良かった。」、「NACCSコードや保税業務に出てくる用語など専門知識を教えてくださったのが良かった。」、「オンラインで気軽に参加できるのでありがたい。ご多忙かと思いますが、このようなオンライン研修であれば受講に伺う時間も節約できるので色々と計画いただけると有難い。」など良好な反応がありました。
また、「対面式の研修会を増やしていってほしい。」、「今後もオンライン研修の継続を希望する。」、「引き続き、各段階別のオンライン研修を定期的に実施してもらいたい。」などの要望もありました。
門司支部では、アンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。
研修の冒頭 |
内容の一部(用語の説明) |
5月21日(火)、日本関税協会門司支部は長崎支部及び沖縄支部と共催で、福岡市において対面式の「原産地規則説明会」を開催しました。
説明会は財務省・税関EPA原産地センター職員が講師となり、基本編、輸入編、輸出編の3部構成で行われました。
基本編では①EPA概要・利用状況、②EPA原産地規則の概要等、輸入編では①ケーススタディ(RCEP協定:マットレス)、②非違事例の紹介等、輸出編では①ケーススタディ(RCEP協定:焼酎)、②輸出相談のご案内等の説明が行われました。
会員等69名が受講し、説明会後のアンケートでは、理解度は「とても深まった」及び「ある程度深まった」との回答が95.8%であり、有意義な説明会となりました。