門司支部

会議等開催状況2022

会議等開催状況2022

会議等開催状況2022

 

2023年度】【2022年度】【2021年度】【2020年度】【2019年度】【30年度】【29年度】【28年度】【27年度】【26年度25年度】【24年度

 

 2022年度に開催された会議研修等の結果報告です。

 

◇管内各地区でMOU連絡会及び保税研修を開催

 2月から3月にかけて、管内各地区において門司税関と関税協会門司支部保税部会との不正薬物等の密輸防止等に関する覚書(MOU)に基づく「MOU連絡会及び保税研修」が開催され保税関連企業のべ207社256名(既報を除く)が参加されました。
 第一部のMOU連絡会では、管轄署所の保税担当官から直近の密輸動向と摘発実績及び税関からの依頼事項が説明され、続く第二部の実務担当者を対象とした保税研修では、保税業務に係る全国及び門司税関管内における非違発生状況、個別の非違事例の説明及び適正な貨物管理のために注意する事項について説明がありました。3年ぶりの集合形式でのMOU連絡会及び保税研修に多くのご参加をいただき、ありがとうございました。
(伊万里・唐津地区2月14日、福岡空港地区2月16日、細島地区2月20日、21日、戸畑地区2月21日、下関地区3月6日、博多地区3月8日AM・PM、岩国地区3月10日)

 

 

◇大分地区でMOU連絡会及び保税研修を開催

 3月8日(水)大分港湾合同庁舎(大分県大分市)において、大分地区の保税関連企業22社43名が参加し、門司税関と関税協会門司支部保税部会との不正薬物等の密輸防止等に関する覚書(MOU)に基づく「MOU連絡会及び保税研修」が開催されました。
 会議の冒頭、大分税関支署の古海次長から、本年5月に開催されるG7広島サミットのテロ対策に関し、特に門司税関管内においては大分の隣県の宮崎県で4月に農業大臣会合が行われることから、同会議の安全な開催は最重要と認識しておりテロ関連物資の流入阻止への協力依頼がありました。
 その後、第一部のMOU連絡会では、同支署の田﨑上席監視官からMOU連絡会の趣旨、経緯の説明、並びに直近の密輸動向と摘発実績及び税関からの依頼事項が説明されました。

    
      古海次長のご挨拶      田﨑上席監視官の説明(MOU)

 

 続く第二部の実務担当者を対象とした保税研修では、同支署で保税を担当する梅田監視官から全国及び門司税関管内における非違発生状況、個別の非違事例の説明及び適正な貨物管理のために注意する事項について説明がありました。

   
   梅田監視官の説明(保税研修)         受講風景
 

 更に不正薬物の密輸事例をパウチ加工した資料を配付しての説明が行われ、事業所での掲示により今回参加できなかった社員さんへの注意喚起にもなる有意義な連絡会となりました。

 

 

 

◇徳山地区でMOU連絡会及び保税研修を開催

 2月28日(火)徳山港湾合同庁舎(山口県周南市)において、徳山地区の保税関連企業18社28名が参加し、門司税関と関税協会門司支部保税部会との不正薬物等の密輸防止等に関する覚書(MOU)に基づく「MOU連絡会及び保税研修」が開催されました。
 会議の冒頭、徳山税関支署の三輪次長から、令和4年の全国の税関における不正薬物の摘発状況の紹介、また本年5月に開催されるG7広島サミット等に関し、テロ関連物資の流入阻止への協力依頼がありました。
 その後、第一部のMOU連絡会では、同支署の下津統括監視官からMOU連絡会の趣旨、経緯の説明、並びに直近の密輸動向と摘発実績及び税関からの依頼事項が説明されました。

 

     三輪次長のご挨拶

   下津統括監視官の説明(MOU)

 

 続く第二部の実務担当者を対象とした保税研修では、同支署で保税を担当する鈴木監視官から全国及び門司税関管内における非違発生状況、個別の非違事例の説明及び適正な貨物管理のために注意する事項について説明がありました。

   鈴木監視官の説明(保税研修)

        受講風景

 

 受講者は熱心にメモを取るととともに、研修終了後には個別の質問を行うなど、有意義な連絡会及び研修となりました。

 

 

 

◇門司税関(本関)でMOU連絡会及び保税研修を開催

 2月27日(月)門司港湾合同庁舎(北九州市門司区)において、本関地区(本関、田野浦、苅田、北九州空港等)の保税関連企業のべ67社95名(午前中27社41名、午後40社54名)が参加し、門司税関と関税協会門司支部保税部会との不正薬物等の密輸防止等に関する覚書(MOU)に基づく「MOU連絡会及び保税研修」が開催されました。
 会議の冒頭、監視部の中原次長から、MOU連絡会の趣旨、経緯及び本年5月に開催されるG7サミットへの協力依頼がありました。その後、第一部のMOU連絡会では、統括監視官(保税部門担当)の石松上席監視官から直近の密輸動向と摘発実績及び税関からの依頼事項が説明され、続く第二部の実務担当者を対象とした保税研修では、保税地域監督官(検査部門担当)の松本上席調査官から全国及び門司税関管内における非違発生状況、個別の非違事例の説明及び適正な貨物管理のために注意する事項について説明がありました。3年ぶりの集合形式でのMOU連絡会に多くのご参加をいただき、ありがとうございました。

   中原次長のご挨拶

  石松上席監視官の説明

     受講風景

 

 

 

◇宇部地区でMOU連絡会及び保税研修を開催

 2月21日(火)宇部地方合同庁舎(山口県宇部市)において、宇部地区の保税関連企業10社27名が参加し、門司税関と関税協会門司支部保税部会との不正薬物等の密輸防止等に関する覚書(MOU)に基づく「MOU連絡会及び保税研修」が開催されました。

 第一部のMOU連絡会では、宇部税関出張所の和氣出張所長から、MOU連絡会の趣旨、直近の密輸動向と摘発実績及び税関からの依頼事項が説明されました。

     和氣出張所長の説明

        受講風景

 

 第二部の実務担当者を対象とした保税研修では、宇部税関出張所の江崎上席監視官から全国及び門司税関管内における非違発生状況、個別の非違事例の説明及び適正な貨物管理のために注意する事項について説明があり、その後、『爆発物トレーニングキット』を使って、爆発物や部品の特徴及び不審物発見時の注意事項等の説明がありました。

 

江崎上席監視官の説明

爆発物トレーニングキット体験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 参加者からは、「日頃から担当者と上司とのダブルチェックが保税非違防止につながることが分かった。」、「爆発物トレーニングキットで爆発物部品の特徴や留意点が分かった。」、「申告外物品等の不審物を発見した場合の税関への通報の重要性を再認識した。」などの声が聞かれました。

 

 

 

◇オンデマンド研修(保税:内部監査人向け)を実施

 1月20日(金)から2月2日(木)までの間、日本関税協会門司支部は「オンデマンド研修(保税:内部監査人向け)」を実施、トライアル期間中を含め148回の視聴がありました。
 これは、当支部がYouTubeにアップした研修ビデオを『関税協会の会員専用サイト』の画面を通じて視聴する方式であり、事前の申込みは不要で、会員企業の社員様が自分の業務の繁閑を見て自由に視聴できるものです。
 これまでの研修後アンケートで「自分の業務の繁閑を見てオンデマンドで受講できる研修を実施して欲しい。」との要望があったことから、講師等と調整のうえ視聴者や公開期間の限定などを条件に実施したものです。

研修のパソコン画面

 

 

◇油津地区懇談会を開催

 1月17日(火)、日南第一ホテル(宮崎県日南市)において、油津地区懇談会を開催しました。
 最初に門司支部参与 日南商工会議所会頭 渡邊眞一郎 氏の開会挨拶、細島税関支署油津出張所長 江藤隆志 氏の来賓挨拶に続いて、門司支部から事業報告、日南市建設部高速道・港湾整備対策室室長補佐 川﨑 貞信 氏から「日南市における油津港の取組みについて」説明が行われました。

渡邊 参与 開会挨拶

江藤 油津出張所長 来賓挨拶

川﨑 日南市室長補佐 説明

 

 続いて、門司税関業務部長 伊藤 正人 氏から「最近における税関行政について」と題した講演が行われました。

伊藤 門司税関業務部長 講演

講演会風景

 

 新型コロナウイルス感染症への対策として、入場時の非接触体温測定に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用などのご協力に感謝いたします。

 

 

◇税関150周年記念特別企画 小中学生絵画コンクール賞状授与式等(岩国)を開催

 12月9日(金)、岩国市立由宇中学校(山口県岩国市)において、門司税関と共同で「税関150周年記念特別企画 小中学生絵画コンクール賞状授与式」等を二部構成で実施しました。同コンクールは、税関発足150周年記念事業の一環として(公財)日本関税協会と財務省・税関の共催で行われ、全国から約340名、うち由宇中学校から17名の応募があり、門司税関管内では税関長賞2名、公益財団法人日本関税協会理事長賞(理事長賞)2名及び優秀賞12名が入賞しました。
 第一部の賞状授与式では、理事長賞(1名)に日本関税協会本部の田中専務理事から、また、優秀賞(4名)に関税協会門司支部の梶木屋事務局長から賞状が授与されました。受賞した生徒さんは生徒及び先生等約190名が見守る中、また、新聞社及び地元のCATVも取材に来ており、緊張ながらも晴れやかな表情をしていました。
 受賞された皆さま、おめでとうございます。
 ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。

田中専務理事の挨拶

理事長賞受賞の様子

優秀賞受賞の様子1

優秀賞受賞の様子2

優秀賞受賞の様子3

優秀賞受賞の様子4

 

 第二部の税関教室では、岩国税関支署の長岡支署長による税関の業務説明、続いて麻薬探知犬のデモンストレーションがあり、麻薬探知犬が麻薬の匂いがするものを嗅ぎ分けると生徒さんから大きな歓声が上がりました。
 その後の質問タイムでは、「現在活躍している麻薬探知犬の種類は何ですか。」や「麻薬探知に適している動物は、犬の他に無いのですか。」などの質問があり、関心の高さが伺えました。

長岡支署長の税関業務説明

麻薬探知犬のデモンストレーション

 

 

 

 

◇税関150周年記念特別企画 小中学生絵画コンクール賞状授与式

 12月2日(金)、門司税関本関(北九州市門司区)において「税関150周年記念特別企画 小中学生絵画コンクール賞状授与式」が挙行されました。
 同コンクールは、税関発足150周年記念事業の一環として(公財)日本関税協会と財務省・税関の共催で全国の小学4年生から中学3年生を対象として開催されたもので、全国から約340名の応募があり門司税関管内では税関長賞2名、公益財団法人日本関税協会理事長賞(理事長賞)2名及び優秀賞12名が入賞しました。賞状授与式では、税関長賞2名に松田門司税関長から、また、理事長賞1名に関税協会門司支部梶木屋事務局長から賞状が授与されました。
 受賞された皆さま、おめでとうございます。
 ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。

税関長賞受賞の様子(小学生の部)

税関長賞受賞の様子(中学生の部)

理事長賞受賞の様子(小学生の部)

受賞者の皆さん

 

 

 

 

◇税関記念日 税関業績者等表彰式

 11月30日(水)、「税関150周年記念式典」がプレミアホテル門司港(北九州市門司区)において挙行されました。今年は、当支部の会員から「個人の部」で岡部 太郎 氏(第一港運㈱代表取締役社長)及び
日向 祥剛 氏(戸畑港運輸㈱代表取締役社長)に、続いて「団体の部」で 下関海陸運送㈱ 及び 日本通運㈱
福岡航空支店 に、長年の税関行政への協力に対して松田門司税関長から感謝状が贈呈されました。

 おめでとうございます。

岡部 太郎 氏(第一港運㈱代表取締役社長)

日向 祥剛 氏(戸畑港運輸㈱代表取締役社長)

   

下関海陸運送㈱

日本通運㈱ 福岡航空支店

 

 

 

◇【対面式】NACCS研修(海上通関:中級者向け)を実施

 日本関税協会門司支部は門司通関業会と共催で、輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCSセンター)九州事務所副所長の山野井康裕氏を講師に迎え、11月24日(木)に会員等42名に対して、対面式の「NACCS研修(海上通関:中級者向け)」を実施しました。研修では、海上貨物の輸出入業務についてのNACCS操作に関して、業務フローの説明や、研修会場に実際にパソコンを持ち込んで実際の入力画面を投影しての具体的な入力方法や注意事項などに関する説明がありました。
 研修後のアンケートでは、受講者から「説明が丁寧かつ簡潔で非常に分かり易かった。」、「業務リンク機能など知らなかったので、すぐにでも活用したい。」、「お役立ち機能を教えていただけて良かった。業務に生かせそうだ。」、「実際の画面を活用して細かく説明していただいていたので、非常に分かり易かった。」、「業務コードや仕様については、知らないものが多かったため勉強になった。」、「FAQ方式の説明でイメージし易かった。」、「後半のFAQの説明がとても参考になった。日頃の業務で疑問に思っていることを説明していただいたので良かった。」など良好な反応がありました。
 また、「今回のようなNACCS業務に関する講習会を今後も開催してほしい。」、「積戻しのNACCS講習をしてほしい。」、「NACCS通関の上級編をしてほしい。」、「今後も研修の際に、今回教わった便利コマンドのようなものを今後も紹介してほしい。」などの要望もありました。
 門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後の研修を企画してまいります。

講師:NACCS九州事務所 山野井氏

研修の風景

 

 

 

◇博多・福岡空港地区懇談会を開催

 11月22日(火)、オリエンタルホテル福岡博多ステーション(福岡市博多区)において、博多・福岡空港地区懇談会を開催しました。門司支部常任幹事 博多港運株式会社 代表取締役社長 村田 成生 氏の開会挨拶に始まり、博多税関支署長 馬場 俊徳 氏及び福岡空港税関支署長 藤本 康裕 氏から、所管支署の貿易動向等を交えた来賓挨拶をいただいた後、支部事業報告を行いました。
 

村田 常任幹事 開会挨拶

馬場 博多税関支署長 来賓挨拶

藤本 福岡空港税関支署長 来賓挨拶

 
 議事終了後に門司税関長 松田 誠司 氏から「最近における税関行政について」と題した講演があり、見識深い講演内容に100名超の出席者は時にメモを取りながら熱心に聞き入っていました。
 聴講者からは、「新型コロナやウクライナ問題等による社会情勢の急激な変化に伴い、越境ECの急増など貿易量や形態にも大きな変化がある中、適正課税の問題に加え新たな安全保障上の脅威といった税関の課題を聞くことができ、貿易に従事する者として、改めて責務の重要性を認識することができた。」などの感想が聞こえました。
 

松田 門司税関長 講演

講演会風景

 

 新型コロナウイルス感染症への対策として、入場時の非接触体温測定に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用などのご協力に感謝いたします。

 

 

◇伊万里・唐津地区懇談会を開催

 11月17日(木)、Hotel & Resorts SAGA-KARATSU(佐賀県唐津市)において、伊万里・唐津地区懇談会を開催しました。
 門司支部参与 唐津商工会議所 専務理事 山下 正美 氏の開会挨拶、伊万里税関支署長 木村 誠也 氏の来賓挨拶等の後、門司税関調査部長 横田 朱実 氏による「最近における税関行政について」と題した講演が行われ、特に越境ECによる輸入件数の激増や消費税の輸出免税に関する説明について、参加者から質問が出るなど有益な会合となりました。
 新型コロナウイルス感染症への対策として、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用及びマスク会食へのご協力に感謝いたします。

山下 支部参与 開会挨拶

木村 伊万里税関支署長 来賓挨拶

 

横田 門司税関調査部長 講演

懇談会風景

 

 

 

◇萩地区懇談会を開催

 11月16日(水)、山口県萩市の「高大」において、萩地区懇談会を開催しました。
 懇談会は、関税協会及び門司支部の事業報告に始まり、萩出張所長 馬籠 友明 氏による「萩港の貿易概況等」についての説明、続いて下関税関支署長 杉田 真一郎 氏による「最近における税関行政について」と題した講演が行われました。
 会議前後の雑談も含め、最近の新型コロナウイルス感染症への対応状況や社会情勢、また、萩港の開港維持に向けて本年の外国貿易船の入港状況や今後の見通しなどについての意見交換が行われ、有益で貴重な情報共有の場となりました。

馬籠 萩出張所長 講演

杉田 下関税関支署長 講演

懇談会風景

 

 

 

◇オンライン保税研修(承認工場)を開催

 日本関税協会門司支部は、長崎支部及び長崎税関保税地域協議会と共催で、11月2日(水)に長崎税関監視部保税地域監督官部門の 小幡 眞依 調査官を講師に、門司税関及び長崎税関管内の承認工場関係者等84名に対して、「オンライン保税研修(承認工場)」を開催しました。
 研修では、「承認工場とは」、「承認工場が関わる「減免税」や「譲許の便益」制度とは」、「この制度を利用するには」、「条件や義務を守らなかった場合」等についての説明が行われ、また、研修生から要望のあった「実効性のある内部監査の進め方」についても説明が行われました。
 研修後の受講者アンケートでは、
「保税工場と承認工場の違いがわかり、承認工場とは何か勉強になった。」、「保税業務に関して理解を深める事ができた。」、「分かり易い内容で研修を通して再確認することができた。」、「初歩的な部分を分かりやすく説明頂けたのでとても勉強になった。」、「イラストや吹き出しがあり、分かりやすかった。」、「あらためて関税定率法及び関税暫定措置法の理解が得られた。今後ともこのような機会を設けて頂けると大変有難い。」など良好な反応でした。
 また、保税工場研修の開催などの要望もありました。
 今回のアンケート結果も踏まえて、今後の研修を企画してまいります。

講師:小幡調査官

内容の一部(承認工場とは)

 

 

 

 

◇オンライン保税研修(内部監査人向け)を開催

 10月26日(水)、27日(木)及び28日(金)、日本関税協会門司支部は、門司税関監視部保税地域監督官の 安倍 直 氏を講師に、保税業務に関する内部監査を行い総合責任者に改善を勧告する内部監査人等192名(3日合計)に対して、①貨物管理者(倉主)と貨物管理、②自主管理制度と社内管理規定(CP)、③内部監査の目的、具体的な確認方法などについて「オンライン保税研修(内部監査人向け)」を開催しました。
 特に内部監査については、目的や手法の説明に加え、具体的な確認方法を例示しての説明が行われ、研修後の受講者アンケートでは、
 「貨物管理責任者が積極的に関与しなければならないことがよく分かった。」、「内部監査人の心構えや重要性がわかり、大変参考になった。」、「税関の指摘が多い監査のポイントとなる事項や、注意点について説明いただき、非常に有り難かった。」、「内部監査の着眼点を各段階(搬出入、在庫、蔵置管理)で具体的に説明されたのでよく分かった。」、「現物対査から記帳までCPに基づき進めていくことを再確認した。」、「見本持出の確認登録漏れなど非違が頻発している事例を交え、具体的な注意事項の説明があり良かった。」、「NACCS画面の実際の操作方法など視覚的な事例説明は理解しやすかった。」、「研修を通じ、改めて貨物管理の重要性、法律に基づく適正手続きの必要性を感じた。」、「様々な研修をリモート(ZOOM)で実施していただき非常に助かる。」など良好な反応がありました。
 また、「受講日を3日間設定していただいているため、業務の繁閑を考えて研修受講日を選択できるので継続して欲しい。」、「引き続き、定期的に研修をしてもらいたい。」などの要望もありました。
 門司支部では、アンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。
 

講師:安倍 保税地域監督官

内容の一部(用語の説明)

 

 

 

◇厳原地区懇談会を開催

10月21日(金)、対馬市交流センター(長崎県対馬市)において、厳原地区懇談会を開催しました。
 懇談会では、門司支部の活動報告が行われ、厳原税関支署長 河野 桂子 氏の来賓挨拶及び門司税関と厳原税関支署の概況について、統括監視官 草野 嘉英 氏から税関の3つの使命について、最後に、昨年7月に監視署から出張所に昇格した比田勝出張所長 江口 功二 氏から関税を巡る国際的な状況について、パワーポイントを用いたわかりやすい説明をしていただきました。
 また、昼食懇談会では、新型コロナウイルス感染症の影響により止まっている韓国からのインバウンド旅客の今後の見込みに関することが話題となり、参加者の深い関心を集めていました。

 

河野 厳原税関支署長 来賓挨拶・講演

草野 統括監視官 講演

江口 比田勝出張所長 講演

 
  新型コロナウイルス感染症への対策として、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用、ソーシャルディスタンス及びマスク会食へのご協力に感謝いたします。

 

 

◇岩国地区懇談会を開催

 10月19日(水)、山口県岩国市の岩国国際観光ホテルにおいて、岩国地区懇談会を開催しました。
 門司支部参与のENEOS株式会社麻里布製油所 技術副所長 鈴木 隆 氏の開会挨拶に始まり、岩国税関支署長 長岡 茂行 氏の来賓挨拶の後、日本関税協会本部及び門司支部の事業報告が行われました。

 

鈴木 支部参与 開会挨拶

 

長岡 岩国税関支署長 来賓挨拶

 引き続き、地区会員からの業務紹介として、池田興業株式会社岩国支店顧問 筑本 浩行 氏から「輸出梱包について」の紹介がありました。

 

筑本 池田興業㈱顧問 業務紹介

 

参加者との意見交換

 
 最後に門司税関長 松田 誠司 氏から「最近における税関行政について」と題した講演が行われ、出席者が熱心に聞き入っていました。

 

松田 門司税関長 講演

 

講演会風景

 新型コロナウイルス感染症への対策として、アルコール消毒の実施に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用に感謝いたします。

 

◇徳山地区懇談会を開催

 10月18日(火)、山口県周南市のホテルサンルート徳山において、徳山地区懇談会を開催しました。
 門司支部参与の山九株式会社周南支店長 森 健太郎 氏の開会挨拶に始まり、徳山税関支署長 中村 治 氏の来賓挨拶の後、日本関税協会本部及び門司支部の事業報告が行われました。

 

森 支部参与 開会挨拶

 

中村 徳山税関支署長 来賓挨拶

 
 引き続き、門司税関長 松田 誠司 氏から「最近における税関行政について」と題した講演が行われ、普段聞くことが出来ないような大変有意義なお話をいただきました。

 

松田 門司税関長 講演

 

講演会風景

 新型コロナウイルス感染症への対策として、アルコール消毒の実施に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用に感謝いたします。

 

◇宇部地区懇談会を開催

 10月12日(水)、宇部興産ビルにおいて宇部地区懇談会を開催しました。
 懇談会は、門司支部参与の宇部興産海運株式会社 代表取締役社長 野嶋 正彦 氏の開会挨拶で始まり、下関税関支署長 杉田 真一郎 氏及び同支署宇部出張所長 和氣 義明 氏の来賓挨拶の後、門司支部の活動報告が行われました。

野嶋 支部参与 開会挨拶

杉田 下関税関支署長 来賓挨拶

和氣 宇部出張所長 来賓挨拶

 

 その後、門司税関総務部長 川口 隆 氏による「最近における税関行政について」と題した講演会が開催され、新型コロナウイルス感染症の影響で入国旅客数が激減する一方、巣籠り需要の増加により越境電子商取引が活発となり、輸入貨物の小口化と相まって輸入許可件数の増加に繋がっていることなど、社会情勢の変化による税関業務への影響などについて講演が行われました。

川口 門司税関総務部長 講演

講演会風景

 
  新型コロナウイルス感染症への対策として、入場時のアルコール消毒及び非接触体温測定に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用に感謝いたします。

 

◇下関地区懇談会を開催

 10月7日(金)、下関グランドホテルにおいて下関地区懇談会を開催しました。
 本部評議員で門司支部常任幹事の関光汽船㈱代表取締役社長 入谷 一成 氏の開会挨拶で始まり、下関税関支署長 杉田 真一郎氏の来賓挨拶の後、門司支部の活動報告が行われました。

 

入谷 常任幹事 開会挨拶

 

杉田 下関税関支署長 来賓挨拶

 

 その後、門司税関長 松田 誠司 氏による「最近における税関行政について」と題した講演会が開催され、最近の輸入申告件数の急増の理由や現在の貿易額に占める経済連携協定(EPA)発効・署名国・地域の状況及び原産地証明書発給件数から見たRCEPの利用度の高さなどを具体的に説明していただきました。
 聴講者からは、「最近の通関におけるRCEPの利用頻度の高さを肌感覚で感じていたが、本日の説明で原産地証明書発給件数からも実感出来、大変参考になった。」など好評を博していました。

 

松田 門司税関長 講演

 

講演会風景

 

 その後、意見交換会が下関市港湾局長 酒井 貴司 氏の乾杯で開始され、3年ぶりの懇親を深めました。三密を回避しながらの意見交換会の最後は、下関海陸運送(株)取締役執行役員 物流部長  辻井 慎一郎 氏による挨拶で、参加者の多くの記憶に残り、昭和62年に当地において巌流島決戦を行い先日亡くなったアントニオ猪木氏を偲び「1、2、3、ダーッ」で締め、会員のますますの元気を喚起しました。

 

酒井 下関市港湾局長 乾杯挨拶

 

辻井氏の締め「1、2、3、ダーッ」

 新型コロナウイルス感染症への対策として、アルコール消毒の実施に加え、講演者をはじめ参加者全員のマスク着用に感謝いたします。

 

 

◇原産地規則オンライン説明会を開催

 9月6日(火)、7日(水)及び8日(木)、日本関税協会門司支部、長崎支部、沖縄支部は、共催で「原産地規則オンライン説明会」(3日とも、午前:輸入編、午後:輸出編)を開催しました。九州・沖縄地区に所在する3支部は、研修等の内容を充実させるとともに会員様の受講機会の拡大を推進するために連携を強化しており、今回のオンライン説明会では長崎支部がホストとなり、門司支部及び沖縄支部がサポートを行いました。
 当初は6日と7日の2日間の予定でしたが、開催初日に台風11号が九州北部を通過したため、受講できなかった皆さんを対象として急遽3日目を開催いたしました。
 説明会では、関税局・税関EPA原産地センター職員が、RCEP協定利用方法の紹介として輸入編においては輸入者自己申告制度における原産品申告書の作成例について、また輸出編においては輸出者自己申告制度における原産品申告書の作成例について、具体的な事例を用いた説明が行われました。
 3支部合計で、のべ119名の参加があり、説明会後のアンケートでは、理解度が「とても深まった」及び「ある程度深まった」との回答が輸出編では90%、輸入編では97%であり、有意義な説明会となりました。

オンライン説明会(輸入編)

オンライン説明会(輸出編)

 

 

◇街頭キャンペーンに参加

 9月9日(金)、日本関税協会門司支部は、門司港駅において門司税関等の関係機関が実施するテロ対策合同キャンペーンに参加しました。キャンペーンでは、9.11アメリカ同時多発テロ事件の記憶を風化させることなく国民の皆さまにテロの脅威を再認識してもらうために、情報提供依頼のチラシや税関発足150周年記念グッズなどを配布して、税関検査や各機関のテロ対策への理解と協力を呼びかけました。

 

 

◇オンラインNACCS研修(航空保税・航空通関:初任者向け)を実施

 日本関税協会門司支部は門司通関業会と共催で、輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCSセンター)九州事務所副所長の山野井康裕氏を講師に迎え、8月24日(水)及び26日(金)に会員等72名(2日合計)に対して、航空貨物に係るNACCSでの保税蔵置場への搬入や搬出等の業務及び輸出入通関業務について、業務フロー図や入力画面を例示して具体的な入力方法や注意事項などに関する「オンラインNACCS研修(航空保税・航空通関:初任者向け)」を実施しました。
 研修後のアンケートでは、受講者から「経験年数は長いが航空保税についてしっかり学んでいなかったので、今回の研修で理解できて良かった。」、「SEA-NACCSとの違いが見られて参考になった。」、「今後は中級者、上級者のセミナーも開催して頂き、より知識を深めていきたい。」などの反応があり、また、「内部監査人研修を実施して欲しい。」などの要望もありました。
 門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。

 

講師:NACCS九州事務所 山野井氏

画面:オンライン研修

 

 

 

 

◇オンラインNACCS研修(海上保税:初任者向け)を実施

 日本関税協会門司支部は、輸出入・港湾関連情報処理センター(株)(NACCSセンター)九州事務所の 山野井 康裕 副所長を講師に迎え、6月28日(火)、29日(水)及び30日(木)に会員等190名(3日合計)に対して、「オンラインNACCS研修(海上保税:初任者向け)」を実施しました。研修では、海上貨物の保税業務を担当する初任者向けに①NACCSパッケージソフト起動から電文の送受信等の操作、②輸入に関する業務フロー及び搬入・搬出に係る保税業務、③輸出に関する業務フロー及び搬入・搬出に係る保税業務及び④貨物情報照会や管理資料等についての説明がありました。

 研修後のアンケートでは受講者から、「初心者向けのオンライン研修ということもあり、とても丁寧で分かりやすかった。」、「非常に分かりやすく丁寧な内容の資料であった。」、「日々行う業務で疑問に感じる部分がある際は今回頂いた資料を参考にしたい。」、「資料に、実際に実務をするときのNACCS画面を多く使用し、業務フローに沿った解説だったため、非常に理解しやすかった。」などの反応があり、また、「航空編についてのNACCS研修を開催してもらいたい。」、「海上保税の中堅社員向けの研修も開催してほしい。」、「今後もオンライン研修を定期的に実施してもらいたい。」などの要望もありました。

 門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。

講師:NACCS九州事務所 山野井 副所長

画面:オンライン研修

 

 

◇令和4年度 門司支部定時総会等を開催

 6月6日(月)、プレミアホテル門司港(北九州市門司区)において、令和4年度支部総会等を開催しました。午後3時から定時幹事会、4時から総会、4時50分から時局講演会、6時から意見交換会と一連の行事が滞りなく進行しました。

定時幹事会

津田 支部長 開会挨拶

前川 門司税関長 来賓挨拶

 新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりとなった総会には、約140名が出席、門司支部長 津田 純嗣 氏の開会挨拶、門司税関長 前川 隆一 氏の来賓挨拶に続いて、昨年度の事業報告、決算報告、本年度の事業計画、予算案について議案審議が行われ、満場一致で承認されました。
 また、時局講演会では、日本銀行北九州支店長 畠中 基博 氏を講師にお招きし「最近の内外経済情勢と北九州経済の展望」と題し、これまでの海外を含む業務経験などに基づき、大局的な視点や身近な地域の経済の現状等についてご講演をいただきました。

総会風景

畠中 講師 講演

受講風景

 

 

 

◇オンライン保税研修(初任者向け)を開催

 5月18日(水)、19日(木)及び20日(金)、日本関税協会門司支部は、門司税関監視部保税地域監督官部門の 河野 宜久 氏を講師に、新規採用や人事異動で新たに保税業務を担当することとなった方等の初任者 252名(3日合計)に対して、保税業務の基礎知識として①保税地域の種類・機能、②保税地域の役割、 ③見本の一時持出、④廃棄と滅却、⑤保税運送などについて「オンライン保税研修(初任者向け)」を開催しました。

 研修後の受講者アンケートでは、

「内国貨物、外国貨物など基礎用語からの説明があり、分かりやすかった。」、「基礎的な内容であったため、保税業務を経験したことがなくても分かりやすかった。」、「初任者向けとして、重要な部分のみに絞り内容を簡潔にまとめたことは、理解するうえで良かった。」、「保税地域の種類・機能について、文字だけでなく絵図もあったので分かりやすかった。」、「貨物の流れと手続きの流れが併記され、大変分かりやすい内容だった。」、「大事な点にはマーキング等がしてあり、わかり易い。」、「未経験者にも分かりやすく、全体の流れが理解できた。特に言葉の定義を理解していないと業務が進めないので、今回の研修は大変参考になった。」、「廃棄、滅却があやふやだった為、今回の研修で理解した。」、「細かい点まで丁寧に説明して頂いたおかげで、自身が担当している業務に落とし込みながら学習することができた。」、「ZOOMでの開催ということで、どこでも気軽に受講できる点はとてもよかった。」など良好な反応がありました。

 また、「航空貨物の流れやNACCS業務の流れの研修をしてもらいたい。」、「内部監査人向けの研修をお願いしたい。」、「引き続き、定期的に研修をしてもらいたい。」などの要望もありました。

 門司支部では、今回のアンケート結果も踏まえて、今後のオンライン研修を企画してまいります。

  

    講師:河野 上席調査官     内容の一部(用語の説明)