令和5年の税関における知的財産侵害物品の差止状況について

 

財務省は、令和6年3月8日、令和5年の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況を報道発表しました。

 

輸入差止件数は31,666件で、前年と比べて17.5%増加し、3年ぶりに3万件超えとなりました。

また、輸入差止点数は1,056,245点で、前年と比べて19.7%増加しました。

 

仕出国(地域)別の輸入差止件数では、中国が全体の79.8%(25,271件)を占め、引き続き高水準で推移しています。

 

品目別では、浄水器用カートリッジなどの家庭用雑貨の輸入差止点数は34,164点で、前年と比べて78.8%増加しました。

また、煙草及び喫煙用具の輸入差止点数は317,764点で、前年と比べて約5倍に増加するなど、使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、煙草及び喫煙用具、医薬品、浄水器用カートリッジなどの家庭用雑貨、電気製品などの輸入差止めが続いています。

 

詳細につきましては、財務省ホームページ(以下のURL)をご参照ください。

https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/c...