学生フォーラムに参加の学生がCIPIC会員企業を訪問

 

日本関税協会は、財務省関税局等と共催で、国際物流と貿易の未来を考える「学生フォーラム」を3月11日に開催します。

その一環で、1月24日、すでにエントリーしている学生のうち希望者が、知的財産侵害物品の水際取締りに関する職場見学としてCIPIC会員企業2社を訪問しました。

 
冒頭、CIPIC事務局から、日本関税協会の活動の概要、模倣品取締りの重要性について説明した後、会員企業側から、各企業における事業活動、模倣品対策の基本方針、具体的摘発事例、国際物流等についてプレゼンを行い、参加の学生と意見交換を行いました。

 

学生側からは、権利者と税関との連携強化を図る方法、越境電子商取引の発達と模倣品対策、海外における代理店の活用、インターネットプラットフォームで商品の購入時の注意点等について質問が出され、訪問先権利者企業の担当者との間で活発な意見交換が行われました。

 

意見交換の前又は後にショールームも案内いただき、参加した学生からは、「普段触れることのない企業活動に触れることが出来、今後の学生生活や就職活動の参考になった。」「実際に知的財産の保護業務に携わっている方の話を聞くことが出来、よりリアルな現状を知ることができて関心が深まった。」等のコメントがありました。