インド・パキスタン知的財産侵害物品水際取締セミナーを開催

 

 平成30年3月5日、CIPICでは、青山学院大学経営学研究科「戦略経営・知的財産権プログラム」に在学中の、インド税関職員Gurkaran Singh BAINS氏及びパキスタン税関職員Syed Babar Ali SHA氏をお招きし、両国における知的財産侵害物品の水際取締関係手続の説明会を開催しました。当日は、CIPIC会員等の権利者、財務省、東京税関、経済産業省、JETRO等から約30名が参加しました。

 講師の両名は、それぞれの国において知的財産侵害物品の取締りを担当していた経験を有し、かつ、WCO留学生として青山学院大学で知的財産関係を学んでおり、インド税関及びパキスタン税関における知的財産侵害物品の輸入差止制度に関して、非常に詳細にかつ的確な説明が行われました。

 近年、インド及びパキスタン両国に進出する日系企業は増加の傾向にある一方、両国の国内市場においては多くの模倣品が流通しており、両国税関による水際取締の詳しい情報を入手する貴重な機会とりました。