CIPIC会員と海外税関職員等との意見交換会を開催

 

CIPIC会員と海外税関及び海外特許庁職員(ブラジル、中国、インド、インドネシア、ラオス、タイ、ベトナム)とのラウンドテーブルディスカッションを発明推進協会において平成29年1月19日に開催しました。
 

当日は、CIPIC会員4社が参加し各社の模倣品対策方針及び各国税関等との協力による模倣品摘発実績の発表を行いました。その後参加者全員で、模倣品の対策のためには権利者と各国の税関、警察、特許庁等の関係機関との協力が必要不可欠となっているが、どのような協力を行うことができるかについて意見交換を行いました。
 

特に近年の電子商取引の発達により模倣品もインターネットを通じて消費者が直接購入する時代となり、それに伴い模倣品の国際物流も海上コンテナから国際郵便及び小口急送貨物の利用へと変化してきました。この傾向に対し、権利者及び税関当局その他の取締機関はどの様に協力して対処するべきかについて参加者間で積極的な交換が行われ有意義な意見交換会となりました。
 

今後もCIPIC会員と海外税関等との交流を深め、各国におけるCIPIC会員と税関当局との関係を強化し、それぞれの国で効果的な模倣品の水際対策が行われることを支援していきたいと思っています。