CIPIC会員と海外の知財庁及び税関職員との円卓会議を開催

 

2020年2月13日、CIPIC会員と途上国(アルゼンチン、ブラジル、カンボジア、チリ、エジプト、インド、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ペルー、フィリピン、タイ、ベトナム)の知財庁及び税関職員による「模倣品取締りに関する権利者と政府当局との関係強化」と題するラウンドテーブルディスカッションを開催しました。

 

当日は、CIPIC会員3社・1団体が参加し、各社・組織の模倣品対策への取組方針及び取締機関と協力した摘発事例等の発表を行いました。その後、参加者全員で、模倣品を市場から撲滅するため、権利者と各国の税関及び知財庁等関係機関との協力について意見交換を行いました。

 

会議では、権利者と各国当局との協力強化に向けた課題と取組み、取締当局に対する権利者による真贋識別研修の実施、電子商取引及び商品の国際取引に利用される国際宅配便への対応等様々な課題について、参加者の間で活発な議論が行われ有意義な意見交換会となりました。

 

今後もCIPIC会員と海外税関等との交流を深め、各国におけるCIPIC会員と税関当局との関係を強化し、それぞれの国で効果的な模倣品の水際対策が行われることを支援していきたいと思っています。