2009年(188号~193号)

 

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号数 掲載内容(抜粋)
Vol.193
('09.12)
第五回 世界模倣品・海賊版撲滅会議について
-共通の認識を求めて-
CIPIC事務局
2008年版世界における不正商品の水際摘発状況(2)
-世界税関機構(WCO)の水際摘発報告(要旨)-
WCO
知的財産侵害物品の水際取締強化策について
-開発途上国税関当局に対する技術協力の現場からの報告-
田島 潤 氏
各国の知的財産権のエンフォースメントに関する報告書(2009年版)
-欧州委員会スタッフによる作業文書(SEC(2009)1360)-
欧州委員会

米州情報

 ・米国と中国が20 回目の商業通商合同委員会を開催

 ・ACTA締結交渉の第6回会合をソウルで開催

 ・米商務長官が知的財産権行使の向上など5項目の輸出拡大戦略を発表

 ・米国政府がフィリピンなど5カ国の知的財産制度の臨時見直しを実施

 ・CBPが2009 年度に差し押さえた知的財産権侵害物品の暫定結果を発表

 ・米欧の税関当局が合同で水際での知的財産権行使に関する小冊子を発行

 ・CBP高官が模倣物品に対するグローバルな連携の必要性を呼び掛け

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(8件)

 ・個別の水際での摘発等の事案(11件)

欧州情報

 ・EUが韓国との自由貿易協定案に調印

 ・欧州委員会が競争法違反の疑いで医薬品メーカー数社を抜き打ち調査

 ・欧州委員会が弁理士業務に関する法律についてポルトガルに意見書を送付

 ・ドイツの弁理士に関する規則の共同体条約違反のケースは打ち切り

 ・欧州委員会が全世界の企業のR&D投資に関する評価表を公表

 ・マドリッド・プロトコルで登録された商標は共同体商標と同等と判決

 ・日欧の特許庁が特許審査での協力体制の確立を試行

 ・中国がTRIPS協定要件履行に関する情報を提出

 ・中国での著作物の流通制限に関するWTO紛争案件で米国も上訴

 ・WIPO事務局長がWTO閣僚会議で革新の重要性を力説

Vol.192
('09.10)
2008年版世界における不正商品の水際摘発状況(1)
-世界税関機構(WCO)の水際摘発報告(要旨)-
CIPIC事務局
国旗と知的財産法
-国旗の商標登録・使用はどこまで可能か?-
青木 博通 氏
(欧州委員会発表)米国の貿易及び投資障壁報告書(2008年版)
-知的財産権関連部分-
CIPIC事務局
欧州域内市場における知的財産権の執行面の強化策
-欧州委員会から理事会、欧州議会及び経済社会評議会に対する通報-
CIPIC事務局

米州情報

 ・米国や日本など6カ国の税関当局の代表が半導体模倣製品対策会議に出席

 ・米通商代表部がACTA交渉文書の開示の基準を説明

 ・2010 年の外国貿易障壁報告書のためのコメントを募集

 ・オバマ大統領が元通商代表部高官を知的財産権行使調整官に指名

 ・米国際貿易委員会が2008 年の国際貿易報告書を公表

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(9件)

 ・個別の水際での摘発等の事案(12件)

欧州情報

 ・欧州委員会が模倣物品と海賊版に対抗するための通達を採択

 ・欧州委員会が米国の貿易投資障壁についての年次報告書を発表

 ・欧州司法裁判所が先行商標と地理的保護表示の抵触問題について判決

 ・英国高等法院がEU内を通過中の模倣物品に対する税関取締り事件で判決

 ・中国での著作物の流通制限に関する紛争案件でWTOが報告書を発表

 ・バーレーンなど3カ国もTRIPS協定の改正議定書を受諾

 ・WIPOが2009 年版世界知的財産報告書を刊行

Vol.191
('09.08)
合衆国裁判所の恒久的差止命令と国際貿易委員会の排除命令について
-最高裁判所のeBay判決後の状況-
John F.Hornick 氏
William H.Pratt 氏
模倣品対策に手痛い打撃
-英国税関の対応-
David Rose 氏
私的使用目的の複製
-最近のテレビ録音ネットサービスに関する知財高裁判決を中心として-
西口 博之氏
特許消尽問題についての合衆国最高裁判所の見解
-特許消尽を明確化-
John C.Paul 氏
Kia L.Freeman 氏
Bart A.Gerstenblith 氏
Jessica R.Underwood 氏
税関の「知的財産担当者」について
財務省関税局業務課

米州情報

 ・カーク米通商代表が通商上の権利行使を強化する方針を明言

 ・ACTA締結交渉を2010 年中に完了することで参加国が合意

 ・米政権がイスラエルの知財保護制度に対する第301 条調査の要請を拒絶

 ・特恵関税の年次見直しでロシアなど3カ国の知財権保護の調査を継続

 ・国際貿易委員会が国内産業の要件に関する行政法判事の決定を見直し

 ・オバマ大統領が特許庁長官にIBMの副社長を任命

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(6件)

 ・個別の水際での摘発等の事案(11件)

欧州情報

 ・欧州委員会が医薬品分野における競争状況調査の最終報告書を発表

 ・欧州委がランバス社の競争法上の和解提案に関するコメントを募集

 ・欧州委員会が弁理士活動に関する法令についてドイツに質問状を送付

 ・欧州裁判所がイミテーション商品の比較広告の使用は違法と判決

 ・欧州委が2008 年の知的財産権侵害物品の水際差止め報告書を公表

 ・中国が知的財産権に関するWTOパネル勧告を来年3月までに実施

 ・カナダとマカオがTRIPS協定の改正議定書を受諾

 ・WIPOが知的財産と公共政策に関する会議を開催

Vol.190
('09.06)
グローバルに見た修理部品(Spare parts)の意匠保護
-各国の保護類型と欧米の動向-
青木 博道 氏
大豆加工品の輸入に伴うヨーロッパでの特許侵害事件
-モンサントの遺伝子組換え技術に関する特許侵害事件-
角 修二 氏
米通商代表部(USTR)の2009年版外国貿易障壁報告書(2)
CIPIC事務局
知的財産情報センター(CIPIC)平成21年度事業計画決まる
-第20回運営委員会の開催-
CIPIC事務局

米州情報

 ・本年の「スペシャル301 条」の報告書でカナダを「優先監視国」に指定

 ・USTRがACTA締結交渉の詳細な要約書を公表

 ・米商務省の新長官が知的財産権保護の方針を維持するとの声明を発表

 ・米税関がルービック・キューブと類似の商品の行政裁定を取消し

 ・米税関・国境保護局の局長補が同局の知的財産戦略を発表

 ・米IPRセンターが世界知的財産デーを記念する声明を発表

 ・米特許商標庁が2008 年の特許付与の統計データを公表

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(2件)

 ・個別の水際での摘発等の事案(12件)

欧州情報

 ・欧州委員会がEU高級レベル会議で偽造品に対する監視部門の設置を発表

 ・共同体特許制度の法的側面に関してEU理事会が司法裁判所に意見を付託

 ・欧州議会が音楽録音の著作権保護期間の延長案を可決

 ・EUと中国が2回目のハイレベル経済貿易対話会議を開催

 ・英国も日本たばこ産業などとのタバコ密輸・模造品防止協定に調印

 ・商標権者はディスカウント販売への異議申立てが可能と欧州裁判所が判決

 ・中国が知的財産権に関するWTOの裁定と勧告を受託

 ・商標の国際登録が100 万件に到達

 ・国際特許分類を簡素化することで基本合意成立

Vol.189
('09.04)
知的財産侵害物品の水際取締りについて
水谷 浩隆 氏
ヨーロッパにおけるバイオテクノロジー発明の保護および大豆紛争
-モンサントの遺伝子組換え技術に関する特許侵害事件-
角 修二 氏
欧州理事会の採択した今後4年間の模倣品海賊版水際取締りのアクション・プランについて
CIPIC事務局
米通商代表部(USTR)の2009年版外国貿易障壁報告書(1)
-「知的財産権の保護」-
CIPIC事務局

米州情報

 ・米通商代表が2009 年版外国貿易障壁報告書を議会に送付

 ・WTOが中国の知的財産権に関するパネル裁定報告書を採択

 ・米国政府がロシアなど3カ国の知的財産保護の状況を再審査

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(4件) 

 ・個別の水際での摘発等の事案(7件)

欧州情報

 ・欧州委員会が統一特許訴訟制度創設構想を前進させるための改革案を採択

 ・EU共同体商標の料金が5月から40%の値下げ

 ・欧州裁判所が商標指令の「真正な使用」について判示

 ・欧州司法裁判所での審理期間が過去20 年間の最短を記録

 ・WTOが韓国の貿易政策を検討する会合を開催

 ・昨年の商標の国際出願が新記録を達成したが鈍化の兆しも

Vol.188
('09.02)
2007年の「世界における不正商品の水際取締り」(後)
-世界税関機構(WCO)の摘発報告書-
CIPIC事務局
遺伝子組換えされた大豆に関する南米での紛争
-モンサントの遺伝子組換え技術をめぐって-
角 修二 氏
シュリンクラップ契約と書式の闘い
-インターネット時代における知的財産とライセンス契約-
西口 博之 氏
米国税関による知的財産権の水際での保護
-戦略的に税関を活用する日本企業にとってのメリットが-
Joseph P. Whitlock 氏

米州情報

 ・スペシャル301 条の臨時見直しで台湾を監視国リストから除外

 ・米通商代表部が「スペシャル301 条レポート」のためのコメントを募集

 ・USTRがACTA締結交渉の進展状況を発表

 ・USTRが中国のWTO加盟時の公約履行評価の年次報告書を議会に提出

 ・米国が中国の有名ブランド育成プラグラムをWTOに提訴

 ・米国務省が外国の知的財産保護トレーニングプログラムに300 万ドルを拠出

 ・米税関当局が時計の並行輸入を制限する申請を受理

 ・米国での昨年の知的財産権侵害物品の水際差押えが38%の増加

 ・関税法337条に基づく米国際貿易委員会の個別調査案件(4件)

 ・個別の水際での摘発等の事案(6件)

欧州情報

 ・EU加盟国税関が偽造医薬品の一斉水際取締りを実施

 ・EUと中国が知的財産権の保護のための税関協力の強化に合意

 ・EUと豪州が新たなワイン取引協定に署名

 ・WTOのパネルが中国の知的財産権保護は不十分と裁定

 ・モロッコもTRIPS協定改正議定書を受諾

 ・2008 年の特許国際出願件数が前年比で2.4%の伸び

 ・商標法に関するシンガポール条約が3月に発効