令和7年上半期の税関における知的財産侵害物品の差止状況について

 

財務省は、令和7年9月5日、令和7年上半期の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況を報道発表しました。

 

輸入差止件数は17,249件で、前年同期と比べて5.6%減少したものの、3年連続で1万5千件を超えており、高水準で推移しています。また、輸入差止点数は416,531点で、前年同期と比べて43.5%減少したものの、5年連続で40万点を超えています。

 

仕出国(地域)別の輸入差止件数では、中国が全体の84.3%(14,548件)で最多であり、次いでベトナムが9.0%(1,557件)、香港が1.4%(244件)と続いています。

 

品目別では、電気製品の輸入差止点数は28,847点で、最多となっており、前年同期と比べて31.4%増加しました。また、使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、バッテリーなどの電気製品、浄水器用カートリッジなどの家庭用雑貨、自動車付属品などの輸入差止めが続いている状況です。

 

詳細につきましては、財務省ホームページ(以下のURL)をご参照ください。

https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/c...