2025年7月15日、CIPICは、青山学院大学大学院の「戦略経営・知的財産権プログラム(SMIPRP:Strategic Management and Intellectual Property Rights Programme)」で勉強している世界税関機構(WCO)留学生と、CIPIC会員との知的財産侵害物品の水際取締りにかかるラウンドテーブルディスカッションを開催いたしました。
このラウンドテーブルディスカッションには、世界の税関組織における将来のリーダーを育成することを目的に青山学院大学が実施している「戦略経営・知的財産権プログラム」に参加しているアジア4カ国(インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ)及びアフリカ5カ国(ボツワナ、ケニア、カメルーン、モーリシャス、ジンバブエ)の税関職員、CIPIC会員3社及び日本税関の職員が参加しました。
当日は、予めWCO留学生の協力により収集された各国の知的財産水際取締制度等に関する情報を踏まえながら、知的財産侵害物品の水際取締りにおいて税関及び権利者が直面している課題や、税関及び権利者間での協力強化に向け必要な取組み等について活発な議論が行われました。効果的な水際取締りに重要な税関及び権利者の相互理解の向上、及び、今後の水際取締強化に向けた協力の深化に向け大変有意義な意見交換となりました。
CIPICでは、今後も様々な機会を活用し、税関及び権利者の協力強化に貢献して行きます。