財務省は、令和7年3月7日、令和6年の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況を報道発表しました。
輸入差止件数は33,019件で、前年と比べて4.3%増加し、公表を開始した昭和62年以来、過去最多を更新しました。
また、輸入差止点数は1,297,113点で、前年と比べて22.8%増加しました。
仕出国(地域)別の輸入差止件数では、中国が全体の80.6%(26,604件)を占め、引き続き最多を占めており、次いでベトナムが9.7%(3,215件)を占めています。
また品目別では、煙草及び喫煙用具の輸入差止点数が191,976点で前年に続いて最多を占めていることに加え、自動車付属品の輸入差止点数は23,668点と前年と比べて11.9%増加するなど、使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、加熱式たばこ用カートリッジなどの煙草及び喫煙用具、バッテリーなどの電気製品、医薬品、浄水器用カートリッジなどの家庭用雑貨、自動車付属品などの輸入差止めが続いています。
詳細につきましては、財務省ホームページ(以下のURL)をご参照ください。
https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/c...