2024年11月21日、特許庁が主催した開発途上国の実務者向け模倣品対策の研修にCIPIC会員と参加し、効率的な模倣品対策に向けた円卓会議を行いました。当該研修には、ケニア、ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、バングラデシュ、インド、ブラジル、ペルー、メキシコ、チリ、カザフスタン、バヌアツ、サウジアラビア、UAE、エジプト、南アフリカ、トルコ、ルワンダ、ウガンダから税関、知財庁職員等が参加しました。
当日は、CIPIC会員3社が参加し、各社の模倣品対策の基本方針、取締機関と協力した摘発事例等の発表を行いました。その後、参加者全員で、権利者と各国当局との間の情報交換、取締当局に対する真贋識別研修の実施、消費者への啓発活動等様々な課題について活発な意見交換を行いました。
最後に、模倣品を市場から撲滅するためには、権利者と各国の取締当局との情報交換を含む協力の重要性を確認しました。