財務省は、令和６年上半期の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況を報道発表しました。

輸入差止件数は18,153件で、前年同期と比べて16.2％増加し、過去最高を更新しました。 また、輸入差止点数は729,549点で、前年同期と比べて5.6％増加し、２年連続で60万点を超えています。

仕出国（地域）別の輸入差止件数では、中国が全体の81.0％（14,704件）で最多を占め、次いでベトナムが8.9％（1,621件）、マレーシアが3.1％（566件）と続いています。

品目別では、煙草及び喫煙用具の輸入差止点数が176,825点で、最多となっています。また、自動車付属品の輸入差止点数が18,809点で、前年同期と比べて117.7%増加しました。こうした使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、煙草及び喫煙用具、医薬品、電気製品、自動車付属品などの輸入差止めが続いている状況です。

詳細につきましては、財務省ホームページ（以下のURL）をご参照ください。

https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/c...