令和4年の税関における知的財産侵害物品の差止状況について

 

財務省は、令和5年3月3日、令和4年の全国の税関における偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況を報道発表しました。

 

輸入差止件数は26,942件で、前年と比べて4.7%減少したものの、3年連続で2万5千件超えとなりました。

また、輸入差止点数は882,647点で、前年と比べて7.7%増加しました。

 

仕出国(地域)別の輸入差止件数では、中国が全体の75.9%(20,461件)を占め、引き続き高水準で推移しています。

 

品目別では、医薬品の輸入差止点数が148,439点で、前年と比べて約7倍に増加しました。

また、煙草・喫煙用具の輸入差止点数は60,944点で、前年と比べて約11倍に増加するなど、使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、医薬品、浄水器用カートリッジ等の家庭用雑貨、電気製品、煙草・喫煙用具等の輸入差止めが続いています。

 

詳細につきましては、財務省ホームページ(以下のURL)をご参照ください。
https://www.mof.go.jp/policy/customs_tariff/trade/safe_society/chiteki/c...