輸入通関手続及び国際郵便物の輸入手続に関する基礎説明会を開催しました

 

2022年12月16日(金)、CIPIC会員を対象とした輸入通関手続及び国際郵便物の通関手続に関する説明会を実施しました。

本説明会は、会員の皆様から「輸出入差止申立ての手続きは知っているが、輸入の通関手続や国際郵便物の基礎的な税関の輸入通関手続について教えて欲しい」との要望を受けて開催したものです。

 

説明会では、CIPIC事務局より、覚せい剤や金の密輸取締りの現状、近年の輸出入申告件数の急増とその背景、関税等の徴収額、貿易の円滑化に向けた施策等、日本税関の業務の概要と知的財産侵害物品の水際取締りの関係について説明を行いました。

さらに、NACCSを利用した輸入通関手続の流れと知的財産侵害物品輸入差止申立て制度の関係、リスク判定に基づく輸入貨物の選定、外郵出張所における貨物検査の状況、本年10月1日から施行された個人使用目的の模倣品対策となる商標法、関税法の改正等について詳しい説明を行いました。

 

CIPICでは、引き続き皆様により良い情報を提供できるよう、各種セミナー・講演会等を行ってまいります。