| 2008年5月12日更新 |
| ●EUROSTAT(欧州共同体統計局) |
■2007年のEU27カ国の対日貿易、342億ユーロの入超■ 4月21日に行われた欧州共同体統計局(EUROSTAT)の発表によれば、2000年と2007年の対日貿易を比較すると、EU27カ国からの輸出額は455億ユーロから437億ユーロに、またEUの輸入額は921億ユーロから779億ユーロにそれぞれ減少し、その結果EUの対日入超幅は、2000年の466億ユーロから2007年には342億ユーロとなった。 また、EU27カ国の貿易に占める日本のシェアは、2000年から2007年の間に3分の2に減少し、EU輸出額の4%、またEU輸入額の6%となり、貿易額からみると日本はEUの5番目に大きな相手国となった。この統計は、4月23日のEUと日本のサミットの開催に先立ち、欧州共同体統計局から発表されたものである。 加盟国の中では、輸出入額ともにドイツが抜きん出ており、輸出額で見ると全体の30%に当る130億ユーロ、輸入額でも182億ユーロ(23%)であった。 輸出額では、フランス(58億ユーロ、13%)、英国(55億ユーロ、13%)、イタリア(43億ユーロ、10%)がこれに続く。輸入額では、ドイツに次いで大きいのは、英国(113億ユーロ、15%)で、オランダ(111億ユーロ、14%)〔注〕がこれに続いている。 対日貿易の入超幅を見ると、オランダ(85億ユーロ)〔注〕、英国(58億ユーロ)、ドイツ(52億ユーロ)、ベルギー(49億ユーロ)〔注〕、スペイン(34億ユーロ)の順となっている。対日出超となったのは、デンマーク(8億ユーロ)とアイルランド(7億ユーロ)の2カ国に留まった。 EUからの輸出の3分の1は機械類や自動車で、4分の1はそれ以外の工業製品であった(自動車、機械類、豚肉等)。 また、輸入については機械類や自動車がその4分の3を占めた(自動車、その部品、プリンター、デジカメ等)。 〔注〕オランダの統計については、「ロッテルダム効果」によって、過大計上の可能性がある。 同時にオランダ経由で輸入している加盟国の統計は、域内取引として計上されるため、過小に計上されている可能性がある。 ベルギーについても程度の違いはあるが、同様である。 (出典: EUROSTAT News Release 55/2008) |