2003年4月17日
● 知的財産権関連
■ 平成14年の知的財産権侵害疑義物品の輸入差止状況 ■

財務省発表による平成14年の税関における知的財産権侵害疑義物品の輸入差止件数は6,978件で、対前年比2.5倍の大幅な増加となった。その中でも特に韓国、中国を仕出国とする商標権侵害物品(いわゆる偽ブランド商品)のうちバッグ類の差止実績が大幅に増加した。輸送形態として国際郵便を利用した小口事案が著増したことが、件数の大幅増加の要因として挙げられている。

差止件数の最多は、韓国の5,334件で、対前年比2.5倍、全体の76.4%を占め、次いで中国が552件で対前年比2.7倍、香港が476件となった。また、構成比は小さいものの、タイ、フィリピンからのものも年を追って増え、仕出地の拡散傾向が見られる。

権利別にみてみると、バッグ類等に付された著名ブランドなど商標権に係るものが6,859件で全体の98.2%を占めた。

品目別差止件数は、ハンドバッグや財布などのバッグ類が5,547件と全体の56.1%を占め、次いでキーホルダーが902件(構成比9.1%)、Tシャツやジャージなどの衣類が774件(同7.8%)となった。また、携帯電話付属品が対前年比5.8倍、時計類が同比3.2倍と顕著な増加であった。
  
(注)一般商業貨物及び国際輸入郵便物における侵害疑義物品の差止の件数を計上したものであり、旅客等の携帯品及び別送品における輸入差止実績を含まない。

(出所:財務省ホームページ 4.9)



BACK