2008年04月25日更新
●米国通商代表部(USTR)

■韓国、米国産牛肉に対して市場を再開 (USTR発表) ■



 4月18日、USTRシュワブ代表は、国際獣疫に関するガイドライン(OIE)等の国際的な基準に合致した米国産牛肉及びその製品の輸出に対して、韓国が市場を再開することとなったことを受けて、これを歓迎する声明を発表した。

 韓国は、2003年12月、狂牛病(BSE)が米国で確認された後、米国産の牛肉及びその製品に対して市場を閉鎖していた。韓国は、それ以前は、米国産牛肉の輸出市場としては3番目に大きな市場で、2003年には輸出額は8億1500万ドル相当に達していた。2006年1月には、30ヶ月歳以下の牛の肉で危険部位を除去したものについて部分的に市場を開放したが、その後紆余曲折があり、2007年10月以降事実上市場は閉鎖されていた。

 USTRの発表によれば、今回の合意は5月に発効し、その内容は、OIEのガイドラインに合致したもので、OIEで定義された特定危険部位を除去した牛肉及びその製品の輸入が認められる。
 ただし、30ヶ月歳以上の牛の肉については、BSEの原因となる飼料についての対策を米国側が強化した場合に輸出が認められる。

 シュワブ代表は、「今回の合意内容は、OIEのガイドラインその他の国際的な基準に全面的に合致したものである。韓国の人々の食卓に、安全で、手の届く値段で、高品質の牛肉がまもなく戻ることになる。2003年12月以来失っていた韓国市場へのアクセスを取り戻すため、辛抱強く待っていた畜産関係業者の士気が、これによって大いに高まることとなろう」と述べるとともに、「韓国への米国産牛肉の全面的な輸出の再開に伴って、議会が審議している米韓間の自由貿易協定(KORUS FTA)に対する大きな障害」がなくなったことを強調した。

 さらに「・・・・・日本、台湾、中国等が、韓国にならい、本件を真剣に検討し、消費者への利益をも考慮し、国際的に認められた科学的なガイドラインや標準に基づいてその市場を開放するよう強く希望している」とも付言した。

 
(出典:USTRのホームページ(http://www.ustr.gov/)



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