ホーム通関士養成第47回通関士試験を振り返って › 関税協会の通関士養成講座への注文

関税協会の通関士養成講座への注文

関税協会の通関士養成講座への注文

《通関実務講座の強化を》
司会

当協会の通関士養成講座について何か要望がありますか。

 

Lさん

関税協会の講座は、通関実務をもう少し増やした方がよいと思いますね。

Kさん

通関実務はもう少し早くから取り組めばよかったと思います。4月、5月の段階ではこれから遭遇する大きな壁が全く想定できていませんでした。今回の特別答練は9月の段階でありましたけれど、もうすこし早い段階で、出来ないでしょうか。

Kさん

初心者としては3ヶ月もたっているのに何も分かっていないんですよね。第1回目に受験する人たちに、通関実務のことなども早めに、こういうこともあるのだということを言ってあげたらと思います。先ほど言ったもう少し早目にスタートしたほうがいいというのもその辺に理由があります。

司会

今のお話は、初めての学習者には、学習すべき範囲が、木を見て森を見ずのような形なので、通関実務の学習情報などを早めに与え、特別答練講座なども早めに実施したほうがいいというご意見ですね。

Kさん

特に初めての受講者のためには、例えば、受講生が早い時期に入門編的な講座を1回受ければ、本格的に集中して勉強するのは後半でもいいのではないかと思います。

司会

平成26年度の特別答練の開始時期については、パンフレットの10ページにご案内していますけれど、特別答練は早目の開催希望があることもアンケートなどで伝わってきていましたので、前回に比べて1ヶ月半ほど早めの7月中旬に実施することにしました。

Kさん

実務は出来れば7月を待たずに早くから心の準備をしておく必要があることを、3月の段階で「かわらばん」とかで、十分知ってもらうことが大切だと思います。

Nさん

補足しますと、初めての方は「タリフ」という名称も知らないわけです。実行関税率表ですね。このタリフがどれだけ分厚いのか、見たこともないわけです。7月になって「それでは実務の勉強に入ります」と言われ、品目はこんなにあるのか! という話になります。7月になって言われてもびっくりするわけです。早く全体を知っていれば、7月になる前から勉強をし始める人がいると思いますね。早い段階で、実は通関実務というのはこういう流れで学習を進めているんだということを示すのも有効な方法ではないでしょうか。

司会

分かりました。7月になってから、通関実務を突然のように講義するのではなく。第1回目の講座や通関士受験情報誌かわらばんで、通関実務についても簡単にでも触れておくことが必要だということですね。

 

 

《前回講義のミニテストを》
Eさん

講習会のことでリクエストがあるのですけど、時間を都合して出席はきちんとさせてもらったのですが、講義を聴いてそれだけで結構満足しちゃいました。本来であれば講義を聴いて理解をしてそれに関係する問題を家で解くなどをすればよかったんですけど、割と初期のころというのは講義を聴いて理解をして満足、テキスト読んで満足という状態が多かったです。
そこで、できれば講義の最初に又は講義の最後に前回の講義のミニテストをしてほしいです。ちょっとずつ焦らせてほしいという気持ちがありまして、習得した知識を試験問題という形で定着しているかという確認をする意味です。例えば5問でもいいですけどあった方がいいと思います。家でもやんなきゃいけないんだよという意識づけになります。
皆さんはご自分で勉強を進められたと思うのですが。わたしは夏前までは、講習会に出ていることに満足していた気がするのです。ミニテストがあれば、最初の頃からもっと勉強するようになり、理解も深まると思いました。

司会

要望というのは、講義の始めか後に、5分でも10分でも前回の講義内容についてミニテストをしてほしい、ということですね。限られた時間の中でどのようにできるか検討してみます。

Eさん

土曜日の中間テストというのもあるけど、やっぱり絶え間ない刺激がほしいですね。間が空くのが不安です。ミニテスト、ミニテスト、中間テストのような形で。多分皆さんも後半に焦りながら問題をいっぱい解くということになると思いますけど。初期のころから講義が終わるごとにそのような環境を作っていただければ嬉しいとお願いする次第です。

Dさん 私が専門学校に通っていた時に、前回講義の小テストを10分か15分していました。予習も必要だし、復習も必要になります。
司会

生徒さんにとっては、前回の復習ができているから、今回の授業の理解もしやすくなるわけですね。

Dさん ミニテストを行うのであれば、大切な事項や基本的な事項が内容になるでしょうから、ごく簡単に解説もしていただけるといいですね。
講師によっては、前回の講義の要点はこういうことでしたと復習してくれる講師もいらっしゃいますが。
司会
 

専門学校の場合、それは同じ先生が通して講義をしているんですね。関税協会の講習会の講師は過去の習得した知識経験などからそれぞれの専門分野を有する方に担当して頂いているので、そこが違うのです。一人の講師が全体を通じて担当するのではないので、それをするにはちょっと工夫がいるでしょうね。

関税協会の講義では、一つの知識分野を一人の講師が2回続けてしているので、1回目の講義は同じ講師がフォローできますが、2回目はどうするかということですね。

Nさん 2回目も同じ講師でなくても質問したければWEBで質問できるし、同じ先生の顔を見なければいけないということもないのではないですか。こんな体制ができればWEBの質問回数も増えて好ましいでしょうね。
司会
 
ミニテストの解答はその日に渡すので概ね問題ないですね。
Nさん ミニテストの問題は本来テキストで復習すれば分かるところでしょうから。
Eさん 自分の知識を、問題を解く力に変えていくということが大切だと思います。問題に当たっていかないと、合格する力はできないと思います。インプットとアウトプットをコンスタントにしていくことが大事だと思います。
「テストがあるからちゃんと復習しなきゃ」とか、私的にはダメダメなので、プレッシャーをかけて欲しいんですね。

 

 

《正誤表は発表の都度知らせてほしい》
Dさん

テキストの正誤表はホームページに掲載されるのですが、いつ出たか分からないのですね。こちらが見に行くまではわからない。だから、正誤表が出た場合は、その都度、メールでお知らせいただけると助かりますね。講習会の時に正誤表が出ましたよとか。
自分で後で正誤表に気がついたときは、再びテキストを読み返さないといけないので非効率なんです。無駄な時間が発生するんです。
それからページ丸ごと差し替えられるようになりませんか。正誤表は多くの参考図書にもあります。テキスト、『通関士試験の指針『まるわかりノートもあるし、正誤表を切り貼りしていくだけでも大変ですよね。
だから、1ページに一つや二つの語句等の僅かの訂正ならともかく、ページ丸ごと差し替えられるようにしていただければ助かります。テキストに挟むだけでOKということで。切って糊で貼るというような作業はできるだけ省略できるようにしていただければ…。

Nさん 法令改正等沢山の正誤のある場合は本を出し直ししてほしかったくらいです。途中で切った、貼ったの作業はあきらめました。
司会

通関分野で比較的大きな改正がありましたしね。ご意見はよくわかりました。

正誤について強く感じたのは、TOKOTONシリーズの方ですか。

一同

いろいろです。テキストもかなりありましたしね。定率法も関税評価のところが改正され、かなりのボリュームになりましたね。正誤の内容を書ききれないから、そのまま正誤表を折ったりして挿入しました。すると使う時に読みにくいし、読めないんですよね。

司会 正す箇所も正さない箇所も含めて、このページ分は差し替え方法にというということですね。
一同

そのとおりです。

本の目次の後ろなどには読者向けに正誤を確認してください、と書いてありますが、いつも正誤を確認しているわけではないし、タイミングの問題がありますよね。常にチェックしておかないといけないというのはきついですね。

司会
 
関税協会では、参考図書について、誤謬がないように、ここ3年くらいで見直しをしてきました。平成26年度版からはかなり良くなっていると思います。
Dさん テキストの各節の終わりに確認テストがありますが、解説がありません。間違えた時になぜ間違えたか確認したいと思うんです。
司会
 

その要望は前にもありました。講師間でも議論がありまして、おっしゃるように解説を付けた方が時間の節約にもなるという意見と、あまり丁寧にすると知識が素通りしちゃう、自分の頭でテキストを読みなおして理解する方が知識が定着するという意見です。一部の講師は、問題集があるから削除してはどうかとの極論も出ました。結局昨年度から、原則として確認テストの問題はテキストの記述の順に沿って出題するということで落ち着き、そのように講師にお願いしました。

Dさん 私はテキスト中心としましたので、『指針』は読みませんでした。そんなことで先ほどのことも強く感じたのかもしれません。
それから索引を充実してほしいと思います。何がどこに書かれているかがわかれば、勉強が促進すると思います。自分の欲しい情報のページに行きあたらない時がありますので。
司会
 
通関士試験の指針よりテキストで勉強されている方が多いでしょうから索引の充実は当然かもしれませんね。