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平成26年度・通関士養成講習会受講(受験1回)
清水 綾さん
私は昨年4月から講習会に通いつつ受験勉強を始め、一度目の試験で合格することができました。
自分の受験体験が、特にこれから初めて受験しようという方の参考になればと思い、ここに記述します。
今回の受験は上司の勧めがきっかけだったというのもありますが、周囲(職場、家族)には受験することを宣言しておきました。プレッシャーにはなりますが、協力も得られます。
初めての受験ということもあり自力では難しいと判断し、講習会を選択しました。
・・・これらを週二回の授業で毎回こなしていくのは大変でしたが、頑張って付いて行けばどんどん分かるようになってきます。
特に初めての場合はあれもこれもと手を出さず、授業に集中していけば十分(というか、私は正直それで手一杯でした)だと思います。
講習会終了後は、自分でスケジュールを立てながら勉強していきました。
毎日平均2~3時間、1から4までの内容を繰り返し勉強しました。特に苦手な3は、最終的に5回はやり直したと思います。
模試は必ず受けた方がいいです。
講習会で試験範囲の授業が終わってから一ヶ月しかありませんので、勉強はとても間に合うものではありませんが(私は、この時点では通関実務で4割しか取れずE判定でした)、でもここでは自分の苦手な分野を確認できますし、何より試験の緊張感に慣れておくことができます。一日がかりの試験は、体力・気力勝負だと実感しました。
試験まで1ヶ月を切ったあたりでは、問題・解説集にそのまま載っている過去三年分の試験問題を利用して、試験時間内で解く練習をしました。特に模試の時は全く間に合わなかった実務も、何度か練習するうちに時間内に最後まで解けるようになりました。
試験当日は模試の経験から集中力維持を最優先にし、空き時間はテキストも開かずなるべく休むようにしました。おかげで最後まで集中して解けたと思います。
終わってみて思うのは、とにかく諦めなかったことが一番の勝因だと思います。
途中で諦めてしまっては、これまでの時間や費用が無駄になってしまいますし、「周囲に受験宣言し、協力してもらった以上絶対に受からないといけない」と何度も自分に言い聞かせて頑張りました。
また、今回の試験では苦手だった実務の難易度が多少下がったことも幸いしましたが、もし途中で諦めていたらこのチャンスを逃していたのです。「何が起こるかわからない」とは、悪い意味とは限りません。
合格発表の日に自分の名前を見つけた時は、もう嬉しくて最高の気分でした。
その日が受験者の皆様にも訪れますよう、心より応援しております。