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勉強法の悩みは合格体験記を読んで大幅に改善

~間違いノートを作成し、「今日は何を勉強したか」を手帳に記入して継続~

平成25年度・通関士養成通信教育講座受講(受験約1回)
S.O.さん

航空物流会社に勤めていた頃に初めて「通関士」という資格を知ってから約8年、本格的に勉強を始めてから約3年、今年初めて受験し、合格することができました。昨年、一昨年の試験問題を解いてみて、「今までの勉強法では受けても駄目だろう、どうしたらよいか?」と悩んでいた時に『私の合格体験記』を読み、勉強法を大幅に改善することができました。非常に感謝しています。今回は少しでも役に立てればと思い、寄稿させていただきます。

【使用した参考書・問題集等】
  1. 通信教育講座テキスト/平成25年度版
  2. 『通関士試験問題・解説集/平成25年度版』
  3. 『関税評価303』
  4. 『TOKOTONドリル(関税評価)』
  5. 『TOKOTONドリル(計算問題)』
  6. まるわかりノート/2011年度版』
  7. 『ゼロからの申告書/2013年度版』
  8. 『通関士試験の指針/平成25年度版』

 

実際の試験問題にはどんな問題が出てもおかしくはない、という不安から冊数が多くなりましたが、実際に同じタイプの問題がでてきたこともあり、無駄ではなかったです。

 

【日々の勉強】

2012年12月から受験に向けて勉強を開始しました。勉強した内容を忘れないようにすることと、勉強する癖をつけることを目標に、『まるわかりノート』を数ページか、『ゼロからの申告書』を一日1問ずつ解くようにしました。

日々の勉強量は少しですが、積み重ねることで結構な勉強量になりますし、4月から本格的に勉強する際に勉強する習慣をつけておくことで、負担が軽くなります。

昨年12月12日の勉強開始から試験日前日まで、毎日1日も休まずに続けました。今思うと、週一1日は休息日を入れたほうが終盤に息切れしないで良かったかもしれませんが、1日休むとやる気がなくなってしまうのではと思い、休めませんでした。毎日続けることができた要因としては、手帳に「今日は何を勉強したか」を記録しておいた事が効果的でした。くじけそうになった時に、手帳の空白の部分を見ると「よし、やろう」という気になり続けられました。

 

【日々の勉強 -関税法等・通関業法-】

今年の4月に入ってからは、通信教育講座のテキストを読み(確認テストもやる)、テキストを読み終わったところから『通関士試験問題・解説集』を解いていきました。ここで同じ問題を何回も間違えてしまう為に、「間違えノート」を作成し、問題と答え、解説等を記入して暇なときに見ていました。答えと解説は赤ペンか赤鉛筆で書き、赤いシートで隠しながら確認していくとみるみる間違いが減っていきました。ノートの大きさは、手のひらサイズの持ち運びしやすいものを選びました。

受講生専用サイトの質問倉庫検索システムで、質問は3回ほどしました。その殆どは、過去のデータベースで検索すれば同じような質問があり、またテキストや『通関士試験の指針』をよく読んで答えを見つける事ができました。添削問題(課題)は、問題をコピーして何度も解く事ができるように原本はとっておきました。問題は私には難しく感じられ、解きごたえがありました。特に関税定率法と通関実務は、時間を計って何度も解きました。

 

【日々の勉強 -通関実務-】

通関実務対策としては、まず『ゼロからの申告書/2013年度版』が手に入り次第、問題をコピーして時間を計り、輸出を1問、輸入を1問ずつ、なるべく毎日解くようにしました。電卓は12桁の延滞税の計算に便利なように、日数計算ができるようなものを使用していますが、重要なのはどちらかというとメモリー機能でした。数式を入れてメモリーで呼び出すと、輸入申告書や課税価格の計算の時に便利です。

とにかく申告書はケアレスミスを防ぐために、ぱっと見てわかりやすいように心掛けました(品目ごとに線を引いてごちゃごちゃしないようにする、小数点以下は右上に小さく書く等)。また、加算・減算の知識を深めるために、『関税評価303』『TOKOTONドリル(関税評価)』を何度も読んだり解いたりしました。他には、テキストから類別の商品分類の部分を参考に単語カードを作成して暗記したり、税関のホームページから類の注を印刷して読んだりしていました。

費やした時間は平均して1日3時間位、長くて4時間、それ以上は土日でも勉強していませんでした。また、朝勉強する、夜勉強するとは決めずに「合計して3時間できればよし」としました。場所は21時30分まで利用できるタウンセンターや図書館、ファミリーレストラン等です。

 

【スランプ】

7月を過ぎた頃から教科書を読んでも頭に入ってこないようになりました。そして、間違いが多くなってきました。集中できないのです。心配が心から離れず、「自分の勉強法が合っていないのかも」と不安になりました。

そのような状態のまま迎えた、第14回全国通関士模試。手はガタガタと震え、通関実務ではマークミスもしてしまいました。結果が良いはずもなく、D判定。このままでは完全に不合格だと落ち込みました。

そこで、試験慣れするために「オンライン通関士模試」、他社の予備校の模試、全国通関士模試の過去問題(2012年、2011年)も取り寄せ、時間を計って取り組みました。なかなか3科目をすべてやるのは大変だったので、無理なときは「この日は通関実務」と決めてとりかかりました。テストに慣れていくうちに、自分では「駄目だ」と思っていたのに思ったより点数が伸びてきて、「オンライン通関士模試」でA判定が出るまでになりました。また、9月に出版された『TOKOTONドリル(計算問題)』もできる限り多く解くようにしました。初めてみるタイプの問題もあり、未知の問題への対処もできました。

 

【試験~合格発表】

金曜日の夜から試験地に近いホテルに泊まり、試験日に備えました。試験当日は始発のバスに乗り、会場に向かいました。バスの中では参考書を開いている人が多かったです。私は、気分を盛り上げてくれるような音楽を聴きながら会場に着きました。

最後の科目の通関実務は、時間配分を考えて最初に第3問以降を先に解くことにし、次に輸入申告書、最後に輸出申告書を解く事にしました。輸入申告書は、加算・減算の選択によっては全く違うところに導かれてしまうので何度も迷いましたが、最後の重量按分は無しと選択しました。輸出申告書は、自分の英語の知識の無さで〈bamboo skewer〉がわかりませんでした。その頃隣席の人が早々と退出されていて動揺しましたが、その部分は諦めて単語がわかるところだけでも解くようにし、マークしました。

受験した後も合格発表の日まで悶々とした日々が続き、試験の事は考えないようにしていました。合格当日もなかなかホームページを見ることができなかったのですが、自分の受験番号が載っていた時は信じられない気分でした。少しずつ日が経つにつれて喜びが湧いてきた、という感覚です。今回受験することは、殆ど周囲には言いませんでした。というのも、私は過去2年間受験さえもできなかったからです。今年はせめて受験だけはできますように、と心の中で願っていました。なので、無事に受験でき、さらに合格までできて夢のようです。

 

私の合格体験記には様々な合格のヒントが隠されていると思います。自分に合った勉強法を見つけ出して、是非合格を勝ち取ってください。また、日本関税協会の講師・スタッフの皆様、有難うございました。