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得意分野を伸ばすのではなく、苦手な問題を少なくすること

~税関ホームページのチェックと関税評価303を活用しました~

平成25年度・通関士養成通信教育講座受講(受験2回)
匿名希望

私の勉強法で特に力を入れたのは、「不得意問題を少なくすること」と「実務・申告書問題対策」です。

【使用教材】
日本関税協会 通信教育講座 テキスト  
『ゼロからの申告書/2013年度版』 その年の新刊を必ず購入する。
(前年の試験問題を踏まえて編集されているので、新刊の方が良いです)
『TOKOTONドリル(計算問題)』 計算問題は実務の重要な得点源です。
『関税評価303』 少々値段が高いですが、得点をお金で買えるかもと思えば安いものです。実務対策には最適ですので、購入をお勧めします。
税関ホームページ(質疑応答事例) 申告書・計算問題を解く上で、大変参考になります。
1年目について

早く学習を始めたいという強い思いがあったので、関税協会の講座よりも受講のスタートが早い某通信講座で勉強を開始しました。初受験で、見慣れない条文を覚えることに大変苦労しました。毎日30分でも1時間でもよいので、学習の習慣をつけることから始めました。あとは、課題を必ず期限までに出すことも決めていました。勉強時間は、平日に約1~2時間、週末に約4~5時間ほどをあて、トータルで400~450時間ほどだと思います。2年目も400時間ほどだと思います。

ただ、この試験はいくら出された課題をちゃんとこなしたから、勉強時間も確保したからといって、必ずしも結果がついて来るとは限りません。なぜなら、テキストでの学習以外が実務科目で重要になるからです。実務で合格点を取れなかった結果を自分なりに反省して、2年目に臨みました。

2年目について

2年目はとにかく苦手意識を克服しようという思いから、使用教材に『関税関係法令集』(以下、『法令集』)のある関税協会の通信講座を受講しました。『通関士試験問題・解説集』(以下、『問題集』)には、解説の他に関連する条文も記載されているので、解らない個所は法令集で条文を読む癖をつけました。解らなければ質問をする・・・自分で調べることも大事です。理解するまで繰り返してください。また、『問題集』をただ解くだけでなく、2回、3回と同じ問題を繰り返し間違ってしまうことに対してとった対策は、単語帳を使う事でした。

不得意問題対策

100円ショップで販売されている3個セットの単語帳を購入して、通関業法・関税法等(実務出題問題を含む)・分類の3つに分け、繰り返し間違った問題を表に記入、裏には解答・解説を記入してまとめました。それらを、移動などの隙間時間に繰り返しチェックしていました。できなかった問題を後から追加することもできるので便利です。試験当日は、試験会場まで2時間以上かけて移動しなければならなかったので、最後の復習として最適でした。

実務・申告書問題対策

肝心の実務対策ですが、税関ホームページの質疑応答事例をプリントアウトしてチェックする、『関税評価303』を就寝前に読むことを日課としていました。毎晩1つの事例だけでも構いません。何度も読んでください。おかげで、本試験の申告書問題で売手口銭が出た時は、『関税評価303』を読んでいて良かったとつくづく思いました。こういったテキスト学習以外の自主学習が、実務で合格点を取る私の秘訣です。自分がやりやすい自主学習を探して実践してください。

申告書問題ですが、毎年分類や加算要素の扱いに悩む問題が出題されています。

その申告書問題対策として、上記の自主学習に加え、『ゼロからの申告書/2013年度版』と各課題の問題、8月実施の「全国通関士模試」(以下、「模試」)の問題を、時間を計りながら繰り返し5回は解いていました。輸出15分・輸入25分(試験直前は輸入20分に短縮)です。

そこでもう1つ工夫をして、解く順番を輸出からではなく輸入 → 輸出の順でまとめて40分以内に解くことにしていました。習慣化することで、本番でも落ち着いて問題を解くことができます。

なぜ順番にもこだわったかというと、輸出申告書問題は計算が輸入より比較的簡単である反面、分類が難しく作られている場合がほとんどです。おそらくほとんどの方が迷いますし、迷っていたら輸入申告書問題にかける時間が足りません。よく「時間があれば解けていたのに」という声を聴きますが、それならば解きやすい所から解くべきです。それに、同じ時間をかけて点数を取るなら、輸出の5点よりも輸入の10点を先に狙うべきだと思います。時間のかかる輸入問題を片付けてしまえばマークシートのミスも減らせますし、輸出問題も時間をかけて落ち着いて解けるはずです。

私が実務で解いた順番は、

計算問題 → 択一式 → 複数選択式(ここまでで30~40分以内)→ 輸入 → 輸出(2問を40分で見直し10分)

です。

こういった実務対策をして本試験に臨んだ結果、模試と本試験を含め実務で初めて10分以上の時間が余り、余裕が生まれました。見直しとマークミスのチェックを十分にでき、2回目で無事合格することができました。ちなみに直前の模試はD判定で、全く時間が足りませんでした。模試の結果で悲観しないで下さい。必ず残り1ヶ月で挽回できます。

【最後に】

この試験は年に一回しかないので、正直に言って今年合格できなかったらどうしようという不安がいつもありました。皆さんもそういう気持ちがあると思います。

ですが、自分なりに実務対策を十分練って臨むことができれば、本試験終了後は不安がなくなり不思議とやり遂げた充実感に変わります。

とにかく、通関士試験はできる限り苦手な問題を少なくすることです。得意な問題が各自あると思いますが、得意な所を伸ばすのではなく、苦手な所を少なくする事に専念してください。何回目であろうと勉強方法次第で、合格ラインを取ることは十分に可能です。そうすれば、自ずと結果がついてきます。

私が今回合格できた勉強法が、少しでも皆さんのお役に立つことができれば幸いです。